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【筋トレ ビフォーアフター】廃人のような生活から35kg減で大変身「“めんどくさい”が口癖でした」

ビフォーアフター太っていたことが原因で、たった5段の階段から落ちて骨折。これがきっかけでダイエットを始めた会社員の珠玖織子(しゅく・おりこ/46) さん。当時(2014年)の体型は身長166.5cmに対して体重88kg、体脂肪率は47%だった。めんどくさがり屋で休日はダラダラと過ごしていた珠玖さんが美しい身体に大変身した現までのビフォーアフターを紹介する。

【ビフォーアフター写真あり】35kg減!46歳・現在の珠玖さんのビキニショット

「太っていた頃は『どうせ太ってるし』や『めんどくさい』が口癖でした。休みの日はベッドの上でスナック菓子を食べながら漫画を読む廃人のような生活をしていました。ある日、たった5段の階段から落下して右足首を粉砕骨折し、約3カ月休職することになりました。職場に大迷惑をかけたことを恥じ、絶対に痩せようと心に決めました」

それまでの運動歴は、小学生の頃に2年間習っていた水泳だけ。ほとんど運動とは無縁の生活をしていた珠玖さん。パーソナルトレーニングジムに入会し、運動習慣をつけていった。

「週2回、ウエイトトレーニングをみっちりやり、栄養学の知識を教えてもらいました。習慣として身につくまで食事内容や量、タイミングをトレーナーとマンツーマンできっちりチェックしてもらいました。しっかり管理されていたことで、運動の習慣もついてきました」

トレーニングに慣れていない初めの頃は、運動による身体の疲労が取れず、仕事中に睡魔が襲うこともあったという。また、仕事の繁忙期や重要なプロジェクトのある時期は、急に残業になるなど、今でもトレーニング時間の確保には苦労しているようだ。それでも、コツコツと小さい目標を積み重ねていくことで、挫折せずにダイエットを継続した。

「いきなりすごい目標を立てずに、1〜2週間単位で目標を決めて、それを積み重ねるのが継続のコツです。ただし一朝一夕に結果ばかり見ずに、中長期的な視野で全体目標を見ることも大切だと思います」

こうして88kgあった体重は53kgに、体脂肪率は47%から14%にまで下げることに成功した。運動習慣がついた今では家でダラダラすることはなくなり、休みの日も外出し、身体を動かしたりメンテナンスするようになったという。

「現在は、体重や体脂肪を落とすというより、理想のボディラインになるようにトレーニング内容を取捨選択しています。対象筋を意識したりインナーをコントロールしながらトレーニングしています。食事面では自分の腸内環境に適した食事を意識しています」

目標をどうしたら実現できるか考えたり、一度決めたことは最後までやり遂げる精神など、この「ダイエット成功」の経験は仕事にも生かされているようだ。40歳まで運動経験がほとんどなかった珠玖さんがトレーニングを通して自分と向き合い、心も変わっていく姿を見ると、何歳からでも人生をポジティブに変えることができるという強いメッセージを感じさせてくれた。

「単なるおデブだった私が、フィットネス競技に出場できるまでになったことで、SNSを通じて私の存在を知ってくださる方が増えたのも嬉しいことです。私の人生の目標は『年齢不詳のおばちゃん』になること(笑)。40歳から始めたフィットネス競技との出会いで、謎のおばちゃん感に近づいてますが(笑)、好きなことを好きと言える、自立した自分でいられるようこれからもトレーニングを続けます!」

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取材:FITNESSLOVE編集部

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佐藤奈々子選手
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