日本選手権・ファーストコール
21歳の王者・相澤隼人が誕生し、新たな歴史の幕開けとなった日本ボディビル選手権。昨年のJBBF主催大会では他にも数多くの新チャンピオンが誕生したのも記憶に新しいだろう。ここでは、そんなJBBF主催大会から、日本ボディビル選手権、日本クラス別ボディビル選手権、日本クラシックボディビル選手権、グランドチャンピオンシップス、オールジャパンフィットネス選手権、ジャパンオープン選手権、SPORTEC CUPの７大会のチャンピオンたちに、今年の強化ポイント、目標などに答えてもらった。チャンピオンたちが新たに目指すものとは――。
取材：月刊ボディビルディング編集部 撮影：中島康介
【質問項目】
❶トレーニング場所❷週のトレーニング頻度と１回あたりの時間❸競技を行う上でのマストアイテム❹尊敬している選手❺今年の強化ポイント❻今年の目標❼今後の目標❽趣味❾特技❿好きな映画
日本選手権優勝・相澤隼人
生年月日：1999年10月21日、身長：164cm、体重：76kg（オン）～86㎏（オフ）、出身地：神奈川県、職業：パーソナルトレーナー、トレーニング歴：10年、ボディビル歴：9年、初タイトル：2015年全国高校生ボディビル選手権、インスタグラムのアカウント：@hayato_aizawa
❶ゴールドジム勤務店舗
❷1回あたり2～3時間
❸初心
❹鈴木雅選手、Lee Labrada
❺なし
❻昨年の自分を超える
❼過去最高の身体作り
❽トレーニング
❾たくさん寝ること
❿ロッキー、パンピングアイアン
日本クラス別ボディビル選手権55㎏以下級優勝・赤澤範昭
生年月日：1973年1月18日、身長：155cm、体重：57㎏（オン）68㎏（オフ）、出身地：広島県、職業：会社員、トレーニング歴：32年、ボディビル歴：30年、初タイトル：1998年広島県選手権、インスタグラムのアカウント：@bigkiller
❶フィットネスジムWIN、エニタイムフィットネス、自宅
❷週頻度5回、1回あたり2時間程度
❸パフォーマンスのスキル
❹アーノルド・シュワルツェネッガー
❺背中と肩とハムの背面強化
❻日本クラス別とアジア選手権出場
❼アジアで金
❽小動物とダンス
❾人見知り
❿ジャッキーチェンの主演映画
日本クラス別ボディビル選手権60㎏以下級優勝・豊島悟
生年月日：1973年12月10日、身長：160㎝、体重：63㎏（オン）74㎏（オフ）、出身地：茨城県、職業：フリーランスパーソナルトレーナー、トレーニング歴：29年、ボディビル歴：26年、初タイトル：茨城県選手権、インスタグラムのアカウント：@danny.toyoshima1210
❶オレンジジム
❷週5〜6、60〜90分
❸なし
❹須江正尋
❺腹筋の仕上がりと、大腿部の充実。そして殿部の仕上がり。
❻日本クラス別連覇とJAPAN OPEN優勝。練習時間がそんなにないのでトレーニングできる日は集中を高め且つ疲労し過ぎないこと。常に全身の血流を高めるトレーニングをする。
❼競技者として一層レベルアップ、パーソナルトレーナーとしてももっと技術の向上を目指したい。
❽旅行
❾なし
❿ロッキーシリーズ
日本クラス別ボディビル選手権65㎏以下級優勝・吉岡賢輝
生年月日：1995年8月15日、身長：164cm、体重：67㎏（オン）82㎏（オフ）、出身地：神奈川県、職業：パーソナルトレーナー、トレーニング歴：9年、ボディビル歴：6年、初タイトル：2017年神奈川県ジュニア選手権、インスタグラムのアカウント：@masateru_yoshioka
❶ゴールドジム、横浜マリンジム
❷週頻度6回、1回あたり1時間半
❸ギア全般
❹鈴木雅選手、横川尚隆選手
❺今年は全体的なバルクアップを強化し、特に広背筋、ハムストリング、大胸筋を課題とし取り組む
❻今年は日本選手権で一桁台の順位になることが目標。また日本クラス別、ジャパンオープンも出場予定のため、しっかりといい結果を残せるようにしたい
❼ボディビルダーとしての目標としてはいずれ世界大会に出場しそれなりの結果を残すこと
❽アニメ鑑賞
❾なし
❿ハリーポッターシリーズ
日本クラス別ボディビル選手権70kg以下級優勝・加藤直之
生年月日：1981年2月14日、身長：161cm、体重：70㎏（オン）75㎏（オフ）、出身地：埼玉県、職業：会社員、トレーニング歴：19年、ボディビル歴：18年、初タイトル：2005年千葉県選手権
❶ゴールドジム勤務店舗
❷週頻度5～7回、1回あたり10～60分強
❸CFMホエイプロテイン
❹日本選手権チャンピオン
❺全身をまんべんなく。ストレッチやケアの時間を設け、身体をいたわる時間を増やしました。
❻納得のいく仕上がり
❼生涯なるべく健康でいること。
❽子どもとの時間
❾なし
❿グラディエーター
日本クラス別ボディビル選手権75㎏以下級優勝・嶋田慶太
生年月日：1985年7月31日、身長：167cm、体重：77㎏（オン）74㎏（オフ）、出身地：福岡県、職業：パーソナルトレーナー、トレーニング歴：20年、ボディビル歴：9年、初タイトル：福岡県選手権、インスタグラムのアカウント：@keita_shimada
❶ゴールドジム勤務店舗
❷週頻度5回、1回あたり2時間
❸縄跳び
❹鈴木雅さん
❺背中の凹凸、アウトラインに比例する厚みをつける
❻ケガを避け理想の身体でステージに立つ
❼passion
❽ブラックバスフィッシング
❾なし
❿ハングオーバー
日本クラス別ボディビル選手権85㎏以下級優勝・佐藤茂男
生年月日：1974年10月6日、身長：170cm、体重：84㎏（オン）93㎏（オフ）、出身地：神奈川県、職業：自営業、トレーニング歴：30年、ボディビル歴：27年、初タイトル：千葉県選手権、インスタグラムのアカウント：@shigeo310
❶レンタルプライベートジムエス
❷週頻度6回、1回あたり1時間半～2時間
❸passion！
❹小沼敏雄さん
❺昨年は股関節を痛めていたため納得いく脚トレができなかった。股関節の調子も良くなり、最近は納得いく脚トレができている。今年は強みを最大限ステージで活かしたい。
❻昨年の自分の身体を超え、先ずは日本クラス別85kg以下級で優勝。そして完璧な仕上がりで日本選手権のステージに立つこと。
❼筋量アップを追求しながら究極の85kg以下級の身体をつくること。そして日本選手権への挑戦。
❽ガーデニング、愛犬との散歩
❾昼寝
❿いっぱいあり過ぎて
日本クラス別ボディビル選手権90kg以下級優勝・川崎一輝
生年月日：1988年6月21日、身長：177cm、体重：90kg（オン）、100kg（オフ）、出身地：神奈川県、職業：公務員、トレーニング歴：12年、ボディビル歴：4年、初タイトル：神奈川県男子クラス別75㎏超級、インスタグラムのアカウント：@R1kazu_fitness
❶ゴールドジム横須賀神奈川
❷週6日、１回2時間
❸SBDのベルト、二ースリーブ、リストストラップ
❹サディク・ハゾビック選手
❺今年はジャパンオープン優勝と日本選手権でファイナリストになることです。身長か高い選手でも上位にくい込んでいけるということを見せていきたいです！
❻BIG3の重量UPと色々な刺激を与えることを意識してトレーニングしました。BIG3については非公式のパワーリフティングの大会に出場することでオフのトレーニングの質が上がりました。色々な刺激についてはYouTubeで流行ってるトレーニングを取り入れることで身体を慣れさせないように意識しました。
❼日本選手権上位入賞
❽バイク
❾なし
❿なし
日本クラス別ボディビル選手権90㎏超級優勝・岸田勇輝
生年月日：1986年3月6日、身長：185cm、体重：90㎏（オン）110㎏（オフ）、出身地：大阪府、職業：会社員、トレーニング歴：20年、ボディビル歴：3年、初タイトル：2019年宮城県メンズフィジークオープン大会176㎝超級、インスタグラムのアカウント名：@dashikiyuki
❶横浜マリントレーニングジム
❷週頻度6回、1回あたり1時間30分～2時間
❸なし
❹谷澤一矢さん
❺バランスよく
❻日本クラス別出場
❼全日本出場。身長に見合った筋量をつけて、見劣りしない身体になる。機会があれば他カテゴリーにも挑戦したい。
❽ロードバイク、旅行
❾伸張反射
❿映画ドラえもんシリーズ
