筋肥大効果を最大限引き出すテストステロンの重要性

テストステロンは体内でつくり出されているホルモンだ。テストステロンのレベルを高めることは筋発達を促し、エネルギーレベルを高め、健康をつくり、性欲の増加にも役立つのである。

文:NATHANE JACKSON, CPT
翻訳:ゴンズプロダクション

テストステロンについて

生まれたときに女になるか男になるかは染色体によって決まる。自分の意思ではどうにもならないことではあるが、男性に生まれた人たちの中には男でよかったと思っている人たちも大勢いるだろう。それは、何となくそう思っている人、征服感が味わえるからと答える人、先頭に立つイメージが好きだという人など答えはさまざまだ。

ところで、理由に挙げられる征服感や先導感は、実はその人の体内でつくられるテストステロンのレベルによって強弱があることを知っているだろうか。テストステロンは性ホルモンであり、男性ホルモンだ。このホルモンのレベルが高い人はいかにも男っぽく、男としての性質が強い傾向が見られる。また、子孫を残すための性欲も強く、免疫系も強いので風邪などを引きにくく、骨粗しょう症になりにくいという特徴があるようだ。なお、テストステロンのレベルは声変わりや筋量、髪の毛などにも影響を与えることが知られている。

テストステロン値を知ろう

男性ならテストステロンのレベルが自分の体にさまざまな影響をもたらすことを知っているが、具体的にどの程度のレベルが理想であるかについてはあまり理解されていないようだ。

テストステロンのレベルは血液検査で調べられるので、機会をつくってぜひ一度自分のテストステロンのレベルを検査しておくことをすすめたい。なぜなら、自分のテストステロンのレベルを知っておけば、それが平均値と比べて高いのか低いのかを判断することができるからだ。

また、自分のテストステロン値を把握しておくと、調子が悪いとき、あるいは異変が続いたときに、テストステロン値にも変化が起きているかどうかを知ることもできる。加齢していけばテストステロン値は少しずつ低下していくものだ。研究者たちの中には、21歳以降から早くもテストステロン値は低下していくと主張している人たちもいるくらいである。

現時点では、30 歳以降から毎年1〜2%ずつテストステロン値は低下していくというのが定説になっている。それが事実だとすれば、40歳を過ぎる頃にはピーク時より10〜20%も体内でつくられるテストステロン量が減少していることになるのだ。そんなにもテストステロンが減少するなら、体調に異変が起きるのも納得のいく話である。いずれにしても、現時点での自分の体内でつくられるテストステロンの量については知っておいて損はない。

ベースラインには個人差があるが、一般的には300 〜1000mg/dlというのが男性の平均的なテストステロン値だ。最低値に近い人は少なめ、最高値に近ければ多めであると判断できるので、病院でぜひ自分のテストステロン値を検査してもらうといいだろう。大半はトレーニングを行い、筋発達を目標にしているはずだ。

だからこそ、体内でつくり出されるテストステロンの量はできるだけ多めに維持しておきたい。実は体で自然につくり出されるテストステロンの量を増やすためにできることは案外多い。安全にテストステロンのレベルを高めていこう。

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