ヨガ

「バ レエ×ヨガ×フィットネス」元グラレスラー愛川ゆず季が指導するバレトンレッスンってなに?

愛川ゆず季さんグラレスラーとしてスターダムの第一線で活躍。美しい容姿と愛嬌を兼ね揃え“ゆずポン”の愛称で親しまれてきた愛川ゆず季さん。現在はボディコンテストに挑戦するほか、バレトンのインストラクターとしてフィットネスの楽しさを伝えている。愛川さんがこれまでの経験から学んだ身体を動かすことの大切さ、そしてバレトンの面白さとは──。

発売中の雑誌『Yoga&Fitness vol.11』に掲載の“バ レエ×ヨガ×フィットネス 愛川ゆず季バレトンレッスン始動”より内容を一部抜粋してお届けします。(全内容はYoga&Fitness vol.11でお読みいただけます)

【写真】愛川ゆず季さんが行うバレトンの動作の一部をご紹介

私がトレーニングを始めたのは、ちょうどコロナ禍の2020年頃です。初めての育児で悩んでしまい、メンタルが安定せずに調子が悪くなってしまう時期がありました。実はプロレス時代にも同じように悩みすぎてメンタルが安定しないこともあったのですが、その頃は何とか乗り切れていた。「今とは何が違うんだう?」。そう考えた時に、気付いたのが“身体を動かしていないこと”だったんです。それに気付いてからは、軽い運動を少しずつ日常に取り入れていくようになりました。

まず始めたのは、「あさんぽ(朝のお散歩)」です。子供が寝ている間の早朝に、太陽の光を浴びながら歩いていく。軽い有酸素運動ではありますが、それだけでもじんわりと汗をかくことができて、気持ちがスッキリとリフレッシュされる感覚がありました。あとは夫がパーソナルジムを運営しているので、ウエイトトレーニングも教えてもらっています。重量が少しずつ上がっていくことに自己肯定感も得られるようになり、自然とポジティブに物事を考えていけるようになりました。

もともと、ぽっちゃり体型だったのでグラビア時代にもスポーツジムに通っていたのですが、知識が全くないままマシンや有酸素運動を行っていたので、何も変わらない時間を過ごしていたんだなと改めて痛感しています(笑)。プロレス時代にもウエイトトレーニングはあまりしてこなかったので、「こんなにも身体は変わるんだ」という気付きもあり、正しい知識を身につけていくことの大切さも実感しました。バレトンに出会い日常にも美が宿る「健康」をテーマに、子供がいても日常にフィットネスができる環境を整えていきたい。そう思ったときに出会ったのが“バレトン”です。バレトンという名前があまり知られていませんので、難しいというイメージをお持ちの方が多いのですが、実際の動きはとても簡単なんです。ラジオ体操と同じレベルと例えたら、イメージが湧きやすいでしょうか。

バレトンは簡単な動作を繰り返す有酸素運動となるため、脂肪燃焼や代謝アップにも期待ができます。基本的には飛んだり跳ねたりする動作がないので、膝や腰にも負担が掛かりにくく年齢を問わず誰でも参加できるのが魅力のエクササイズです。

また、バレエの要素を取り入れているため、手のしぐさや立ち姿勢、所作や歩き方などを綺麗に正していけるのもお勧めの理由です。バレトンで、美しい姿勢や動作を知っておくだけでも、日常生活で活かせることがあると思います。

私は日常にフィットネスを取り入れる=生活習慣を見直すことだと思っています。スタイルが良くなりたい、美しくありたいと根底にはさまざまな目的があると思いますが、やはり健康に勝るものはないです。心の健康を維持して、日常を穏やかに過ごしていくためにも、身体を動かす楽しさを知って欲しいですね。(詳しい内容はYoga&Fitness Vol.11でお楽しみください)

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取材:Yoga&Fitness編集部  撮影:中原義史 

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