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美しいボディラインを作ったトレーニングの心構えとは。トレーニング歴たったの1年半で日本大会3位入賞!

大工原真史選手7月29日に開催された『JBBF SPORTEC CUP 2022』のビキニフィットネスで3位に輝いた大工原真史選手(39)をクローズアップ。2020年11月に筋トレを初めて、わずか1年半という短期間で入賞を果たした大工原選手にインタビューをした。
取材:FITNESS LOVE編集部 大会写真:中島康介

【写真】美しいボディラインとバックポーズを含むポージング写真

大工原真史選手

──日本大会のオーバーオールという大舞台でのご活躍になりました。まずは率直な感想をお聞かせください。
「もちろん優勝を目指して取り組んでいましたので、全く悔しくないとは言えませんが、自分自身の仕上がりは納得のいくものであり、ベストを尽くしたと言えるので、後悔はなく清々しい気持ちです。年齢や選手歴、トレーニング歴から考えれば十分すぎるとも思います」

──トレーニングは2020年11月から始めたと聞きました。きっかけは何だったのですか?
「2017年に消防士だった夫を殉職事故で亡くしました。その後色々なことがあり自分に自信をなくしてしまい、『何か新しいことを始め自信を取り戻したい』と最初の数年はランニングやダンスフィットネスに通っていましたが、近くに新しく24時間ジムができたことで興味のあったトレーニングを始めました」

──トレーニング歴1年半でスポルテックカップ3位は素晴らしい結果です。特別な要因はありますか?
「まだまだトレーニング歴も短く、経験も少ないため、知らないことも多いです。パーソナルトレーナーの近藤(一隆)先生に教えてもらっことを一つひとつ確認しながら、丁寧に、どこを狙っているのかを頭の中で繰り返しながらやっています。そしてトレーニング中は弱気にならない、絶対に気持ちで負けないことを心掛けています」

──今回、本大会に向けて力を入れたことを教えてください。
「上半身の仕上がりに比べ、下半身が中々追いつかず、体重的には仕上がりを迎えても脚のカットが思うように出ませんでした。最後まで試行錯誤を繰り返しました。考えられることは全てやりました。幸い指導者の近藤先生は何人ものトップ選手を育ててきたこともあり、トレーニングメニューや食事など細かい部分まで相談し、サポートしてもらいながら最終的には納得の行くところまで持っていくことができました」

──スポルテックカップを終えて周りの反応はいかがでしょうか。
「まだシーズン途中ですし、これからオールジャパン選手権もあるので、みんな引き続き『頑張れ!』と励ましてくれます」

──今後の目標を教えてください。
「オールジャパン選手権での優勝、世界選手権出場が、変わらず今後の目標です」

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