ジムでマシンを使ってトレーニングをする際、しっかり腹圧を意識できていますか? ゴールドジム・スタジオインストラクターのnaoさんは、トレーニングをする際に腹圧がかかっていない女性が多いと指摘します。しっかり腹圧をかけることで、代謝も上がり、消費カロリーもアップします。シェイプアップ、筋力アップを目指すなら、まずは腹圧をきちんと使えるようになることが大切です。そこで、トレーニングを行う際の腹圧のかけ方についてご紹介していきます。今回のトレーニング種目は、バストアップに効果的な「ベンチプレス」です。
ベンチプレス
BIG3のひとつ「ベンチプレス」。ベンチプレスの特徴は大胸筋を鍛えることがメインですが、足も踏ん張り、お尻を締めてお腹も引き上げて胸を張るという全身のバランスを意識してバーベルを挙げるので、体幹部が刺激されて女性らしいボディラインをつくることができます。ベンチプレスでは胸を張ることばかり意識されがちですが、腹圧も意識しながらベンチプレスを行いましょう。
ベンチ台を内ももで挟み、お尻をしめて腹圧をかける
肩甲骨を寄せて胸を張りましょう。地面を蹴り、全身でバーを上げます。
背中に力を入れることでアーチが崩れず安定し、挙上をしやすくなります。
教えてくれたのは… naoさん
ゴールドジムスタジオインストラクター兼スタジオディレクター。
1996年よりボディビルを始め、2005年東京選手権優勝、2015年日本選手権女子フィジーク2位、2016年北京アジア大会優勝、2016年世界選手権大会7位、2017年アーノルドクラシックコロンバス8位と、数々の好成績を収める。
取材・文_Woman’sSHAPE編集部 写真_北岡一浩
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