現在発売中のウエイトトレーニング&スポーツニュートリション専門誌の『IRONMAN(アイアンマン)3月号』では「筋トレ効果アップ!最新コンディショニング術」を特集している。
「コンディショニング」と聞くと、ケガをしないためのケアなどの印象が強いと思うが、アイアンマン誌では筋肉をつけていくうえで非常に重要な要素として紹介している。解説しているのは、ゴールドジムアドバンストレーナーで、ボディビル世界チャンピオンの鈴木雅選手だ。
鈴木選手は2010年から2018年までの9年間日本ボディビル選手権で優勝を重ね、2019年は脚のケガを機に試合から少し距離を置いた。その期間で「なぜケガをしたのか」「なぜ動かない部位があるのか」「なぜ弱点部位というものができてしまうのか」と、これらの事象と深く向き合うようになった。
そもそも筋肉を付けるためにコンディショニングがなぜ重要なのか?鈴木選手はこう話す。「筋肉を付けるには、まずトレーニング強度を上げる必要があります。『強度を上げる』とは『負荷・回数を伸ばす』ことになりますが、それらを永遠に伸ばし続けるのは不可能です。どこかで頭打ちになったり、ケガが増えたりするものです。そこで重要になってくるのが『効率的なフォーム』です。しかし、そのフォームがなかなかできないという方が多いのが実情です。それは動き自体がちゃんとできないという点に原因があります。それを改善するために大切なのがコンディショニングです」
鈴木選手はトレーニング前に5分~30分ほどコンディショニングを行う。身体の動きの調子がいい日は簡単なモビリティエクササイズのみで、身体の動きの調子が悪い日はその原因にアプローチするコンディショニングを行う。どのようなコンディショニングをどの部位を対象にして行うのかは3月号では紹介されている。具体的な内容としては「肩関節のアライメントを整える」「肩関節の動きを改善する」「骨盤の引き上げ」「仙腸関節~股関節周りのストレッチ」などだ。
また、鈴木選手愛用のコンディショニングアイテムを紹介してもらった。話題のマッサージガン「ハイパーボルト」や、実践者急増中の「フロッシング」で気になる部位に圧をかける「コンプレフロス」、フォームローラーなどだ。こういったアイテムを使用するときも、前述のモビリティエクササイズをするときも「ただやっている」のが一番よくないので、なぜやるのかを理解することが大切だと教えてくれている。
今日からすぐにでも取り入れることができるコンディショニング術が満載の3月号。トレーニングの質を向上させることで、目指している身体や、記録を伸ばすことの実現を、グッと近づける1冊になるだろう。
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