コンテスト

レジェンドたちの腹筋鍛錬法【03:小沼敏雄】

いつの時代も多くの者の羨望の的になっていた部位。それはきれいに割れた6パック。だが、その形や鍛え方は人それぞれ。ここでは美しさと逞しさを兼ね備えた腹筋を有する歴史に名を刻んだレジェンドたちを紹介します。

取材・文:藤本かずまさ 写真:月刊ボディビルディング

小沼敏雄

1985男子ボディビル日本選手権優勝/1987~1999男子ボディビル日本選手権13連覇

種目はまずは20kgプレートを持ってのシットアップです。上げるときに息を吐いて、できるだけ腹筋を収縮させます。ここでは脚の前面にも効かせていました。内股ではなく、少し膝を割った状態で行います。次はレッグレイズです。最後はパッドからお尻が浮き上がったところで息を吐いて収縮させます。そこからゆっくりと下してネガティブをかけます。シットアップでは得られないストレッチ感があります。次にケーブルクランチです。息を吐いて収縮させますが、戻すときには呼吸を止めたまま胸郭を広げて、お腹を引っ込めます。これでバキュームがどんどんとできるようになります。次のサイドベンドは、サイド(横)ではなく斜め前に捻りをかけます。クランチで捻るのを立って行うイメージです。外腹斜筋と腹直筋の片側に収縮をかけます。腹直筋の横と外腹斜筋の境目をクッキリさせることを狙っていました。
1959年1月2日生まれ/175㎝/83~90kg

(主な種目)
シットアップ(アブベンチ45~50度)
レッグレイズ(アブベンチ45~50度)
ケーブルクランチ
サイドベンド
ツイスト
※各20回×5セット

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佐藤奈々子選手
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