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日本一に輝いた起業家が伝える健康美「いつまでもビキニをきてワイキキビーチを歩きたい」

「このままだとサルコペニアになります」

世界初の年齢別ミスター&ミス・コンテスト『ベストボディ・ジャパン』で2020年にモデルクラス日本一に輝いた八幡善姿子さんはこの言葉をきっかけにトレーニングをはじめた。

「最初は(トレーニングが)全然楽しくなくて~。泣きながらやっていました。」

通っているジムの社長からかけられた一言が人生を大きく変えた。

「『ベストボディ・ジャパン』という大会がハワイで開催されるから、それをモチベーションに頑張ってみない?」

ハワイが大好きで将来は移住まで考えている八幡さんとってこれは特別な誘いだった。できるだけドアtoドアのタクシー移動で、極力運動を避けていた生活が一変する。

「ほぼ毎日ジムに通ってました。トレーニングウエアをきて出勤して、打ち合わせと打ち合わせの間にトレーニングしてというような感じでやってました。最後コンテストに出る前は食事制限が厳しくなるので、予定を忘れちゃったりとか。はまってしまうと集中してしまうので、よく秘書の子に怒られましたね(泣)」

八幡さんは出場を決意してからたった数ヶ月で、コンペティターとして活躍の道を歩んでいく。

「初出場のベストボディ・ジャパンのハワイ大会では優勝させていただき、そのあと日本の地区大会を6大会優勝して、負けなしのまま日本大会で2位だったんです。ビギナーズラックみたいな感じでずっと楽しく出せていただきました。大会にでたらすごく楽しくて、同じボディメイクしている友達が出来たり、評価されたりするとうれしくて、自分の身体のために頑張ったことが評価されて、いいサイクルでトレーニングできるようになってきたんです」

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成功の秘訣を尋ねると、八幡さんが編み出したある方法を教えてくれた。

「健康とボディメイクの食事がイコールになった。食の仕事をさせていただいてるんですけども、不健康になる食事をして一時きれいになったとしてもそれは続かないんですね。なので、将来的な自分の身体に投資するつもりで健康でいられるようにすることが大事だと思いました。あとは基礎体温を毎日図って体温が下がったら糖質を多めに摂るようにしていました。勝手に基礎体温法って言っていますけど。運動での熱代謝で消費できるカロリーって大したことないので、基礎代謝を維持していくことを大事にしてます」

コンテストに集中した日常を送ったことで仕事への影響が心配されたが、それは杞憂。

「仕事ばかりの自分に比べたらいろんな幅が広がったと思いますし、人に優しくなり、仕事も上手くいくようになりました。あと待つことを覚えました、せっかちだったんですけど。筋肉ってすぐにつくわけじゃないじゃないですか(笑)。私はすぐ結果を求めるタイプだったんですけど、仕事でも待てるようになりました」

将来の目標は、100歳でビキニ!?

「更年期真っ只中なのですが、症状がでなくてすんでるのはトレーニングを続けてきて身体が整ってることもあるだろうし、メンタル的にも強くなっていると思うんです。最終的には、自分の脚で100歳まで歩きたいという目標があるんです。いつまでもビキニをきてワイキキビーチを歩きたいです」

(取材・文:FITNESS LOVE編集部 写真提供:一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会)

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八幡善姿子(やはた・よしこ)
1976年6月28日生まれ。身長 157cm。
ベストボディ・ジャパン2020日本大会モデルクラスウーマンズクラスグランプリ
ベストボディ・ジャパン2020日本大会モデルクラス女子総合グランプリ
ベストボディ・ジャパン2021日本代表
トレーニング以外の趣味:投資


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