筋肉の芸術・嶋田慶太のトレーニング理念&テクニック徹底解説「至高の肉体芸術を求めて」 後編

――腕では第2種目、第3種目とワンハンド系のカールが続きます。
嶋田 マシンの角度が違うんです。第2種目のSTRIVEはプリーチャーカールのように、下から引くタイプになります。第3種目のノーチラスは腕を上げたポジションで引き、収縮感が強いんです。

――インクラインカールもワンハンドなのですね。
嶋田 ダンベルを持っていない、もう片方の手でシートを持って身体を保持します。僕は上腕二頭筋は右のほうが感覚がいいんです。ツーハンズでやると右ばかりに入ってしまうので、ワンハンドでやるようにしています。インクラインカールはワンハンドでやることで、よりストレッチをしっかりとかけるという狙いもあります。

――順番としては二頭筋が先で三頭筋がそのあとになります。
嶋田 三頭筋を先にやっていた時期もありました。でも、僕はEZバーカールでは三頭筋にも力を入ウエストが太くならないようにトレーニング以外でも呼吸には気をつけて、肋骨が開かないようにしていますれて収縮させるのですが、三頭筋がパンパンに張っていると収縮を感じられなくなるんです。ダブルバイセップスのポーズでは、二頭筋にも三頭筋にも力を入れます。その感覚でカールを行いたいんです。だから、三頭筋がフレッシュなときに二頭筋のEZバーカールをやるようにしています。

――三頭筋でプレスダウンを最初に持ってくる理由は?
嶋田 一番は肘のケアです。重量が扱える種目を最初に持ってくると肘が痛くなってしまうんです。関節を温めるという意味も込めて、プレスダウンを最初に行います。スタートポジションでは手首を掌屈させてバーを持ちます。そして、押し込んだときに背屈します。

――ライイングエクステンションでは、バーはどのくらいまで下ろすのでしょうか。
嶋田 頭の後ろまで下ろしていきます。挙げるときは、頭の上から押し込んで、フィニッシュはおでこの上のあたりの位置になります。これが目の位置になると三頭筋から負荷が抜けてしまいます。

――三頭筋の中でも重視している部位となると?
嶋田 長頭です。ダブルバイセップスを取ったときに二頭筋と三頭筋の形が同じになっているのが理想です。

――種目の順番としては「収縮→ストレッチ→収縮→ストレッチ」となっています。
嶋田 「収縮→収縮」とか「ストレッチ→ストレッチ」とかになると、パフォーマンスが下がってしまうんです。背中のトレーニングでもそうなのですが、「上から引く種目」「前から引く種目」「下から引く種目」、そしてまた「上から引く種目」…と同じポジションから引く種目が続かないようにしています。一つひとつの種目で最大限のパフォーマンスを発揮したいんです。

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