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ドイツから”逆輸入”ボディビルダーは鉄のバーベル、ウエイトで筋肉を鍛えて美しく大きくする

5月30日(日)、「マッスルゲート東京」が東京の銀座ブロッサムで行われた。本大会は300名以上の選手が出場し、様々なカテゴリーの中で、世界大会で優勝経験を持つ選手や、ヨーロッパを拠点に大活躍を見せる選手、新人にして2カテゴリー優勝を果たした選手、非常に様々なハイレベルの選手たちが出場していた。そのなかでも、ドイツの団体に所属している、まさに”逆輸入”エステティックボディビルダー、ボディビル70㎏以下級優勝中村真利男選手に、15の質問に答えていただいた。

取材:FITNESSLOVE編集部 写真:中島康介

▶2021マッスルゲート東京ボディビル70㎏以下級優勝中村真利男選手 (写真)

中村真利男選手

トレーニングをはじめたきっかけ

中高と剣道部に所属していたのですが、校内の練習場所がなかなか確保できず、トレーニングルームでベンチプレスを行うようになりました。

ボディコンテストにでたきっかけ

学生時代、鈴木雅選手に大会に出てみないかとお声がけいただいたことがキッカケです。

なぜマッスルゲートに出場したのか

日本またはドイツにおいて厳格にアンチドーピングに取り組む競技団体だから。

学生時代にやっていたスポーツ

剣道、ブラジリアン柔術、ボディビル

現在の職業

輸入及び商品開発、通訳、フィットネスモデル

お仕事との両立

職業柄、自然食品を扱っているので、栄養面や予防医学の観点からも競技に対してアプローチできることを非常に嬉しく思っております。また、ボディビルダーとしての競技生活を評価いただきスポーツアパレルブランド(AddElm)のイメージモデルを務めさせていただけることに感謝しております。

ご家族の反応

競技生活を続けられるのは家族の応援があるからに他なりません。迷惑ばかりかけてしまっておりますが、本当にいつも温かく支えていただいております。

普段のトレーニングメニュー

5分割(胸、背中、脚、腕、肩)

コンテストに向けてのトレーニングメニュー

オフシーズンと変わりません。

トレーニングをしていてつらかったこととそれを乗り越えた方法

競技生活を通して、本当に幸運なことに国内外問わず多くの偉大な競技者と情報交換する機会を得ることができました。しかしながら頭で理解することと、理解した内容を身体で実践することは時として容易ではありません。自分の苦手な部位に対する悔しさは練習にぶつけるしかありませんが、その練習にすら、素晴らしい選手の方々から得ることができた理解やイメージを投影できずにいるとフラストレーションばかり溜まり、不完全燃焼な状態が続いてしまいました。現在は四ツ谷のゴールドジムで藤谷トレーナーと小野トレーナーのパーソナルトレーニングを受講しながら自身のフォームについてご指導いただいております。解剖学や運動生理学のプロフェッショナルである両トレーナーから学んだ点と、自身が現場で得た情報の、点と点を線でつなげることできました。

どんなに貴重な情報や方法論も自分の骨格を理解した上で実践すること、そしてそのために専門家からの第三者目線のお力添えを頂く重要性を痛感いたしました。お陰様で現在はより効かせるトレーニングができるようになってまいりました。

トレーニングをしていて良かったこと

ボディビルを通して多くを学べることです。
「忍耐」、そして何よりも「感謝」です。

トレーニングでこだわっていること

なるべく鉄の肌感を得られるよう、フリーウェイトによるトレーニングメニューを組んでおります。

食事でこだわっていること

人工甘味料や保存料は摂りません。また、オーツ麦を基調にビーガン食を取り入れております。

コンテストに出て良かったこと

ボディビルは個人競技とされることが多いですが、いつも支えてくれる家族、ジムの方々、コーチ、大会運営の方々、同僚、お取引先…、枚挙に暇がありませんが本当に多くの方々に支えられながら共に大会に臨ませていただいております。
コンテストに出場することで、改めて感謝申し上げるとともに、ご厚意にしっかりと応えられているか顧みる貴重な機会となっております。

今後の大会での目標

最高の仕上がりを目指し、常に進化していきたいです。
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