大学生のボディビル競技の人口が年々増えている。ここでは、6月11日に開催されたマッスルゲート四国の大学生の部2冠(ボディビル、クラシックフィジーク)を達成した長浦広樹選手に学業との両立や、現在のトレーニングについて聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩
長浦広樹選手
ーー大学生の部での2冠おめでとうございます。学業との両立は大変だったんじゃないですか?
「朝早く起きて、大学の授業が始まる前にトレーニングは終わらせて、学業とトレーニングを分けて考えるようにして両立しました」
ーートレーニングはいつから始めたのですか?
「2018年、高校3年生の春です。海外留学の際、ホストファミリーのお父さんにボディビルを教えてもらったことがきっかけです」
ーー現在のトレーニングについて教えてください。
「胸・肩、背中、腕・肩、脚の4分割で1週間に2回できる部位を増やしています。休みに関してはトレーニング頻度を上げたいので、体調管理を徹底して、あえて取りません。昨日追い込めたレベルを少しでも超えることだけ意識しています。
ーートレーニングをしていて変化は感じますか?
「(根拠のない)自信がつきました。ナチュラルでの筋肥大は時間をかけて少しずつ大きくなると思っています。そのためトレーニングは基本キツいですが、あるときから癖になっています」
ーー今回2冠をしましたが、何か反省点はありましたか?
「反省点はもっと楽しむことです。ステージ立つまでの道のりは長いけれども、ステージングは一瞬で終わってしまうので今までよりも楽しみます」
ーー次の目標が何でしょうか?
「2022のジャパンカップで入賞です」
ーー最後にこれから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「私もまだ4年半しかトレーニングしてきていないのでアドバイス出来ることは少ないですが、一つだけアドバイスするとしたら、とりあえずたくさん場数を踏むしかないと思っています」