9月4日に石川・本多の森ホールにて、クラシックフィジークの国内ナンバーワンを決める『JBBF第2回日本クラシックフィジーク選手権大会』が開催された。168cm以下級、171cm以下級、175cm以下級、175cm超級の4クラスに分かれて、日本一が争われる。クラシックフィジークは昨年度よりJBBFで本格的に始動し、競技人口を増やしている人気カテゴリーだ。今年は地方大会でも精力的に開催され、全国大会でもある本大会ではレベルの高い戦いが繰り広げられた。
171cm以下級の五味原領選手と、175cm以下級の喜納穂高選手は2連覇を達成。168cm以下級は兼村修平選手、175cm超級は白井寛人選手と新王者が誕生した。
4人の王者によってオーバーオール審査では、昨年度のリベンジを喜納選手が果たした。昨年は1位五味原選手、2位喜納選手という並びだったが、今年は1位喜納選手、2位五味原選手と逆転。沖縄出身の26歳、喜納選手がクラシックフィジーク日本一のタイトルを手にした。
以下、喜納穂高選手のコメント。
「(東京選手権で優勝したときよりも)今回のほうが『まさか』という気持ちが強いかもしれません。自分が去年のオーバーオールの優勝者(五味原領選手)と並んだところを客観的に見たことがなかったので、最後まで自分でも(勝負の行方が)分かりませんでした。だから、自信があったかというと、そんなことはありませんでした。(今回の結果には)驚いたのにプラスして、とても嬉しいです(取材:藤本かずまさ)」
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介