8月21日に開催されたマッスルゲート東京ベイのメンズタンクトップ168cm以下級で優勝した菊池健太選手(38)。モヤシような細身の肉体からボディメイキングに目覚め、見事にチャンピオンに輝いた。トレーニング法と食事のこだわりポイントを聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史
菊池健太選手
――トレーニングを始めた時期とキッカケを教えてください。
「令和1年からなので、3年前です。痩せたくてランニングをして目標体重を達成しましたが、モヤシのような身体になってしまいました。その時に、目指していた身体はフィジーカーだと知り、本格的に筋トレを始めました!」
――トレーニングメニューや意識していることがあれば、教えてください。
「トレーニングメニューは、胸と二頭筋、背中と脚、肩と三頭筋の3分割で、これを週2回やります。トレーニング中に意識しているのは、マッスルコントロールを入れっぱなしで動作することです」
――トレーニングをしていて良かったことはありますか。
「健康的で活力がつきました。前向きになり、怖いものがなくなりましたね」
――仕事とトレーニングの両立は、どうしていますか?
「タイヤ交換という身体を動かす仕事なので、疲れた日は無理をせずにオフを取るようにしています」
――無理をしないというのがテーマなのですね。食事面はどんな工夫をしていますか。
「いろいろな食材を食べることです。チートデイは吐きそうなほど食べるようにしています。サプリメントは、肝臓の負担を考えて量を取りすぎないこと。減量は、食べる日食べない日を作ることや、体重を気にするのではなく質感や血管をよく見るようにしています。バルクアップは、体重5kgくらいの範囲で増やしすぎないようにしています」
――今後の目標を聞かせてください。
「マッスルゲートメンズフィジークでピックアップ通過、メンズタンクトップジャパンカップの優勝です!」