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摂食障害を克服してバルクアップした身体を手に入れた22歳が、ボディビルジュニアで悲願の優勝成し遂げる

横山大樹選手8月21日に開催されたマッスルゲート東京ベイのボディビルジュニアで優勝した横山大樹選手(22)。摂食障害で苦しんだ経験を乗り越えて、悲願のボディビルジュニアで1位に輝いた。病気を乗り越えることができた経緯を聞いてみた。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中原義史

【写真】横山大樹選手のバルクアップした身体

横山大樹選手

――トレーニングを始めた経緯を教えてください。
「本格的にトレーニングを始めたのは昨年の1月頃です。現在は回復しましたが、当時は精神疾患を患い入院した経験もあり、健康のために始めました。摂食障害もありました」

――病気を乗り越えることができたのは、トレーニングの影響が大きかったですか。
「はい。苦悩から逃げずに立ち向かう癖がついた事や、何よりも様々な考え方を持つジムの方々と知り合えた事が大きかったです」

――優勝したことで、さらに変わりましたか?
「辛くても、苦しくても、薄紙をはぐように、少しずつ積み重ねていくと必ず結果はついてくると今回の事で確信いたしました。種々様々な病気を抱えながらも競技を続けている方はたくさんいらっしゃると思います。そういった方々の励みにしていただける様な人間に自分も成長していきたいです」

――トレーニングメニューと拘ったポイントを教えてください。
「元々、部位を5分割にして行っていましたが、最近はトレーニングに避ける時間や体力を考慮して、脚を前後に分けた6分割にしています。とくに意識しているのは、コンディショニングをしっかりと行い自身の身体と対話をする事、筋破壊を目指してメニューを淡々とこなす事など、いろいろとあります」

――食事面はいかがでしょうか。
「自分の身体に合う食材、タイミングや量などを探求する事、美味しく食事をとることです。サプリメントはアミノ酸や糖質、電解質などトレーニングを良い状態で完遂できる栄養摂取を常に考えています。減量は、極端に摂取を減らさない事、楽しむ事で乗り越えました」

――最後に次の目標を教えてください。
「先日、初めて出場した東京選手権のジュニアでは5位でしたので、さらに飛躍ができるようにレベルの高い大会に挑んでいきたいです」

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