7月27日に東京ビックサイトで開催されたマッスルゲート東京スポルテックのメンズフィジーク176cm以下級で優勝した岩井柾讓選手(24)選手。俳優のかっこいい身体に憧れてトレーニングを開始したという。ここでは、岩井選手にトレーニングと栄養について聞いた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
岩井柾讓選手
──いつからトレーニングを始めましたか。
「約4年前です。ワイルドスピードのヴィン・ディーゼルの肉体に憧れて始めました」
──現在のトレーニングについて教えてください。
「8日サイクルで回しています。対象筋にしっかりと負荷を乗せることを意識しています」
岩井選手のトレーニングサイクル
1日目 胸(中・下部)と肩(前・中部)
2日目 腕
3日目 背中と肩(後)
4日目 脚
5日目 胸(上部)と肩(前・中部)
6日目 腕
7日目 背中と肩(後)
8日目 脚
※腹筋は毎日欠かさず行う
──学業との両立についてはいかがでしょうか。
「トレーニングに時間を割きたいので、時間がかかりそうなものはすぐに取り掛かるようにしています」
──続いて栄養面について教えてください。
「自分で決めた1日のPFC量に限りなく近く摂取することです。以前までのバルクアップは、好きな物を好きなだけ食べて扱う重量も上げていくスタイルでした。しかし、次回のバルクアップはクリーンな食事を心がけようと考えています」
──次の目標を教えてください。
「関東フィットネス大会で決勝に進むことと、栃木オープンで優勝を目指すことです。今大会ではポージングが反省点でした。私はフロントポーズのときにやや左に体幹をそらす癖があり、得意の背中の広がりを潰していることに気づきました。次回はしっかりと真正面を向き、得意部位を審査員に見てもらいたいです」