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妊娠中もダンベルを握りウーマンズレギンス2冠達成も悔しさ爆発

10月2日(日)に東京・サンパール荒川で開催された『マッスルゲート東京』のウーマンズレギンス新人163cm以下級と35歳以下の部でダブル優勝を果たした齋藤みなみ選手(33)。本格的にトレーニングを始めて、まだ半年ながら見事な肉体美を披露した。

【写真】負けず嫌いの齋藤選手が鍛えた肩まわりの筋肉

「本当は3冠を獲る予定だったので悔しいです」

ウーマンズレギンス新人163cm以下級と35歳以下の部でダブル優勝を果たした齋藤選手にコメントを求めると、開口一番に出てきた言葉がそれだった。齋藤選手は1部で行われたウーマンズレギンスフィットネスにも出場し、3位入賞。3冠獲って帰ることを決めていたため、ダブル優勝よりも1冠を逃したしまったことを後悔していた。

齋藤選手は、3歳から10歳まで水泳、中学では3年間バスケットボール部に所属する運動大好き女子で、性格は「トランプでもじゃんけんでも、負けるのが嫌い」と自他ともに認める“負けず嫌い”だそうだ。5年前くらいにジムで肉体づくりをしていたようだが、本格的に始めたのは今年4月からだそうで、妊娠・出産・子育てに追われていたため、なかなかトレーニングができずに悶々とした日を過ごしていたという。

「妊娠中は早くトレーニングがしたくて、腕だけでもと思いつつダンベルを握っていました」と齋藤選手が振り返るほど運動が大好きで、出産後は「筋トレが息抜き」になるほどはまっていたそうだ。やるからには目標を立て、「出るからには優勝」を心に決めて週5、6回の頻度でトレーニングで追い込んできた。

負けないために努力を怠らず、今大会へ万全の準備をしてきたようだ。初の大会出場にも関わらず結果を出したのは素晴らしいが、優勝できなかったカテゴリーを悔やむ姿勢には驚かされる。彼女の目標は、直近ではジャパンカップの優勝。そして、いつか夫や子どもと一緒に大会へ出場して、優勝することだそうだ。

「マッチョなおばあちゃんになりたい」と笑顔を見せる齋藤選手は、どの大会に出場しても優勝を目指して全力で取り組むことだろう。家族でメダルを掲げる姿が目に浮かんでくる。

取材:松井孝夫 撮影:北岡一浩

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