コンテスト

憧れの選手から鼓舞され大会に挑む会社員「私も日本一になりたい!」

筋肉美・健康美を競いながらも、エンターテインメント性が高いと話題のボディコンテスト『Super Body Contest(スーパーボディコンテスト)』。その年内最終予選会となる「KAMAKURA11」 が11月13日(日)、神奈川県・鎌倉芸術館で開催された。ビキニ着用で美しく磨かれた筋肉美を競うSBC部門CHARM(18~29歳)クラスでは、河野智慧選手(25)が優勝。トレーニング歴わずか6カ月ながらボディコンテストに出場を決めた背景には、昨年度のファイナル大会で総合チャンピオンに立つ選手への憧れがあった。

【写真】河野選手が見せたバックポーズを含むポージング

「嬉しい気持ちはあるんですが、Champion of the show(総合優勝)が獲れなかったので悔しいです」そう話す河野選手は、今大会が初めてのボディコンテストだったルーキー選手ではあるが、ぶっちぎりの500点満点で優勝。早くも頭角をあらわしている。

SBCはコンテストビギナーも参加しやすい大会として認知度を高めてきており、エンターテインメント性の高い演出のなか、各カテゴリーごと年齢別にクラス分けを行い筋肉美を競い合う。今大会にもボディコンテスト初挑戦の選手たちが多数出場し、日頃の成果を存分に発揮していた。

普段は会社員として働く河野選手は、「何か運動でも始めようかな」と軽い気持ちで6カ月前からトレーニングジムに通うようになったという。そこからどうしてボディコンテストへの出場を決意したのか。

「せっかくトレーニングをするのであれば、目標が欲しかったんです。普段からSNSでもよくコンテストの写真などを見ているのですが、皆さんとてもカッコよくて……。あとは何より、トレーニングを教えてもらっている時任美帆さんが憧れの存在なので私も同じ舞台に立ちたいと思いました!」

その時任さんとは、昨年のファイナル大会の総合チャンピオン。運動が苦手でコンプレックスばかりだったにも関わらず、自分を変えるためボディコンテストに挑戦を決意し、頂点に登りつめた。ゼロから必死に努力をしてきた時任さんの姿に憧れを抱く選手も多い。

「私も時任さんのように日本一になりたいと思ってます。今大会は、(木下)智愛さんも丁寧にポージングなどを見ていただけるので、安心して出場することができました。次のファイナルにも出場して、優勝したいと思います!」

次に見据える舞台は12月10日に埼玉県・サンシティ越谷で行われるFINAL大会。挑戦することに早いも遅いも関係ない。憧れを胸に、河野選手の挑戦はまだ始まったばかりだ。

取材:FITNESSLOVE 撮影:中原義史

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