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ボディビル界に突如現れたデカ過ぎる男は元アメリカンフットボール選手【筋肉道Vol.43】

トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのは、マッスルゲート静岡でボディビル75kg超級&新人の部で優勝した阿部ロイさん(26)。駒澤大学や富士通フロンティアーズ、アサヒビールシルバースターなどでプレーしたアメリカンフットボールのトップ選手だったが、引退を機にボディビルに挑戦した。

【写真】デカ過ぎる阿部ロイさんの筋肉

阿部さんは駒澤大学に進学し、アメリカンフットボール部のディフェンシブラインで活躍。その後、プロとして富士通フロンティアーズ、アサヒビールシルバースターなどでプレーしたが今年引退。新たなステージとしてボディビルを選んだ。
「以前からボディビルに興味があり、アメリカンフットボール競技を引退したことをきっかけにマッスルゲートへの出場を決意しました」

今年の1月時点では身長180cm、体重113kgだった阿部さんはボディビル大会出場のために、代謝を落とさない工夫をしながら減量を行ったという。
「減量中でもトレーニングのパフォーマンスを落とさないために、トレーニング前後には炭水化物をしっかり摂取しています。筋肉量があると周りの方々に言っていただいていたので、とにかく筋肉を残して絞ること。そのために1日でタンパク質を体重の2倍(単位はgに変換)を摂取することも意識しています」

約10カ月で25kgの減量に成功し、マッスルゲート静岡では筋肉を残した大迫力の筋肉をみせて会場を沸かせた。
「ボディビル75kg超級と新人の部で優勝できました。なので12月3日のゴールドジムJAPAN CUPにもエントリー。あと1カ月減量頑張ります。また、来年はJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)に選手登録して、東京クラス別選手権大会や東京選手権大会に出場したいと思っています」

すでに話題を集めるほどの筋肉量を持つ阿部さん。ボディビルとは違う競技を引退し、他競技で培った筋肉を活かして優勝を達成。競技引退後にボディビル競技で活躍する好例となるだろう。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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