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健康美コンテストで準グランプリの56歳「何歳からでも遅すぎるということはない」

昨年『ベストボディ・ジャパン2022〜創立10周年記念大会〜』が開催され、ベストボディ部門クィーンクラス(50~59歳)で準グランプリに平敷里美さん(56)。49歳のときにボディメイクを始めた理由は“願掛け”からだった。

【写真】平敷里美さんの素晴らしいウエストのくびれ

学生時代から運動が苦手で、6~7年前まではお医者さんから健康状態を指摘されるほどの肥満体型だったが、平敷さんは息子の大学受験をきっかけに自らもダイエットに挑戦することを決意する。
「息子が苦手な勉強を頑張って医学部合格に向けて頑張っていました。その姿を見て『自分も何か苦手なことに挑戦しよう!それが“願掛け”になる』と思い、ダイエットを決意しました」

運動が苦手な上に49歳になってからの本格的なトレーニングはとても大変だったというが、息子の頑張る姿をみて自分も奮起できたという。
「最終的には2年間で20kgほど痩せて、周りに方に『ベストボディジャパンに出場してみたら?』とおすすめしていただきました。人前でビキニになることに抵抗もありましたし、自信もなかったのですが、せっかくトレーニングしたので挑戦してみることにしました」

息子さんは見事医学部に合格。平敷さんは2018年にベストボディジャパン那覇大会で準グランプリを獲得した。2019年には日本大会TOP10入りを果たすと、昨年は日本大会準グランプリまで上り詰めた。

活躍したのは平敷さんだけじゃなかった。
「息子が『同じ大会に出場する』とトレーニングを始めました。私がグランプリをなかなか掴めないでいるなかで、息子は2021年にグランプリを達成しています」

息子さんとともにコンテスト街道を突き進む平敷さんは、外見の変化だけでなく健康面、内面での大きな変化があったという。
「いつのまにか健康診断の結果も良くなって、人間ドッグでは褒められるようになりました。トレーニングを始めるまでは家族のことで手いっぱいで自分自身に目を向けることができていませんでした。49歳から始めたボディメイクでしたが、よく考えると残りの人生のほうが長い年齢です。何歳からでも遅いということはないのだと、ボディメイクを始めることで実感しています」

最後に平敷さんに今年の目標とストロングポイントを聞いた。
「ウエストのくびれは褒められることが多いです。今年の目標はもちろん日本大会の“グランプリ”です」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:平敷里美

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