日本ボディフィットネス界のトップ戦線で闘っている徳島県の田村美知世選手(50歳)。昨年オールジャパンボディフィットネス163㎝超級で優勝、グランドチャンピオンシップスにも出場し存在感を放った。田村選手は最初、ビキニフィットネスで競技デビューするも、自分の長所を生かすためにボディフィットネスへ転向した。
【写真】女性らしさとカッコよさを兼ね備えたマッチョボディの田村選手
田村選手は体力低下を防止する目的でトレーニングをスタート。
「トレーニング施設で始めたのは10年ぐらい前。体力の低下を防ぐためでした」
田村選手のトレーニングは特徴的で、肩のトレーニングを週に3日取り入れている。トレーニング自体は5分割ほとである。 それゆえ、強い三角筋や僧帽筋、上背部の厚みがもたらされているのかもしれない。
田村選手のInstagramの投稿では、片方27.5kgのダンベルでプレス系のトレーニングを行っている投稿があり、そのパワーの強さを伺うことができる。
元はビキニフィットネスからスタートした田村選手に、ボディフィットネスに出る理由について尋ねた。
「以前はビキニフィットネスの競技者でした。オールジャパンで3位になった翌年、予選落ちという結果を受け止め、私の競技の適性を考えるようになったんです。自分自身の身体を客観的に見て、それが活かせるボディフィットネスへの転向を決めました」
今年は昨年よりも、さらに納得のいく身体を作り上げることが目標だ。
「体力や筋力も年々劣ってくると思うので、色々研究しながら、惹きつけれる、魅せられる選手になりたいと思います」
田村選手のすさまじい肉体美は、これからもブラッシュアップされ続けるだろう。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
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