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圧倒的な逆三角形を持つ元ブレイクダンサー会社員の減量成功の秘訣とは

山崎選手 サムネ新4月9日(日)、埼玉・久喜総合文化会館でマッスルゲート北関東1が開催され、メンズフィジーク168㎝以下級と同カテゴリー新人の部において、山﨑純己(やまざき・よしみ/37)選手がダブル優勝を飾った。電機メーカー会社勤めで多忙を極める山﨑選手は、どのようにしてトレーニングや食事を管理していったのだろうか。その秘訣は、意外にも「外食」にあった。

【写真】山﨑選手の圧倒的な逆三ボディ

「トレーニング歴は3年です。ですが、最初の2年間は週に2回ほどしかやっておらず、平日と日曜日に全身を刺激するような形でトレーニングを行っていました。仕事が忙しく、平日にはなかなかジムに行く時間が取れなかったですね」

そんな忙しい日々を送っていた山﨑選手。コンテストを意識し始めたのは、トレーニングを始めて3年目からだという。

「自分の体つきがメンズフィジークに向いていると、なんとなく感じていました。骨盤の狭さや肩幅など、もともと逆三角形のような体型だったことに加え、高3から始めたブレイクダンスにより上腕三頭筋が自然と発達していた点などですね」

メンズフィジークにおいて、逆三角形の身体は必要不可欠な要素。また、身体のアウトラインを構成する上腕三頭筋の発達も、メンズフィジークのポーズを取る際に非常に際立つ部位だ。

さらに山﨑選手は、多忙な仕事とコンテスト出場を両立するために、食事に関してかなり気を配っていたという。

「家に帰って自炊をすることはなかなか難しく、毎晩外食していました。大戸屋ややよい軒など、インターネットや店舗で成分表が確認できるお店に行って、カロリーを抑えるというよりも脂質を極力抑えたメニューを選ぶように心がけていました」

「また、会社員はトレーニングできる時間が限られているので、短時間のトレーニングでいかに結果を出すのかを日々試行錯誤しています。メンズフィジークであれば胸、肩、背中というように、カテゴリーによって優先される部位のトレーニングを多く優先的にやるという意識で行っています」

一見、コンテストに出場するような人は自炊で細かく食事を管理しているように思われるが、山﨑選手は外食を上手に活用して、ダブル優勝という素晴らしい結果を残した。自分の向き不向きを適切に把握し、時間がない中で最大効率を意識して日々を過ごした山﨑選手。時間の無さは言い訳にはならないことを結果で証明した。

取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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