5月3日(水・祝)に東京・北とぴあで『第31回東京ノービスボディビル選手権大会』が開催され、見事な腹筋を披露した高橋一平選手(29)がクラシックフィジーク171cm以下級で優勝した。
「今までやってきたことが報われました。素直に嬉しくて達成感があります」とバックステージで喜びをあらわにした高橋選手。
高橋選手は大学3年生のころにゴールドジム入会を機にトレーニングを始めたという。
「ゴールドジムに通い始めて、身体がどんどん変わっていき、熱中していきました。筋量が付いてきたので、社会人1年目にコンテストデビューをしましたが、初めのうちは予選落ちばかりでした」
いくつかのコンテスト団体で実績を積んだが、ドーピング検査が行われないことに疑問を持つようになり、今大会からJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会への出場を決めた。
「ドーピング検査がある団体で平等な立ち位置で勝負がしたいと思い、今回挑戦しました」
初戦にして優勝を手にした高橋選手の自慢の部位は腹筋。
「腹筋は週3回行っています。アブローラー、レッグレイズ、荷重クランチを1種目ずつ週3回です。特に効きを実感しているのはアブローラーで、1年半で劇的に腹筋を進化させることができました。厚みが付いたのと、溝が深くなった実感があります」
JBBFデビュー戦を黒星で飾った高橋選手は「今後は日本クラシックフィジーク選手権での上位入賞を目指しています」と力強く答えた。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介