「筋肉×パフォーマンス」を掲げる6人組ボーイズグループ「└BHNX┘(ビーハンクス)」が、8月6日から9日にかけて千葉・幕張メッセで開催された「AirAsia HYROX Chiba」に出場した。
└BHNX┘は、メンバー全員がベンチプレス80kg以上の記録を持つ“BEAST系ボーイズグループ”。「BEAST(野獣のようなエネルギー)」「BE(存在する/なれ)」「BEYOND(限界を超えて進化する)」という“B”が象徴する力強さと、「HUNKS(逞しい男性たち)」を組み合わせたグループ名の通り、歌やダンスだけではなく、鍛え上げた肉体も彼らの大きな特徴だ。メンバーはLUKE、KOHEI、KENTA、AKIRA、GO、KOSUKEの6名だ。

そんな6人が挑んだ「HYROX(ハイロックス)」とは、ランニングとファンクショナルワークアウトを組み合わせたフィットネスレース。基本となる競技形式は「1kmラン→ワークアウト」を8回繰り返すというもので、合計8kmを走りながら8つのワークアウトをこなす。世界共通のフォーマットで行われているのも特徴だ。
一見すると筋力自慢に有利な競技にも思えるが、8kmを走る持久力に加え、疲労した状態でワークアウトをこなす能力も求められる。個人で全てに挑むカテゴリーだけでなく、2人で挑むダブルスや4人で挑むリレーなども用意されている。
今回の千葉大会は幕張メッセを舞台に開催。└BHNX┘にとっては、2026年2月のHYROX OSAKAに続く2度目のHYROX挑戦となった。大阪大会ではメンバー全員が完走している。
2度目だからこそ、数字にも成長が表れた。
KOHEIは前回の1時間21分から今回は1時間11分へと10分短縮。「フォームの見直しや、ダブルスの距離の分担など一度経験したからこそ見えた改善点を生かせたと思います」と振り返った。一方で、さらなる課題として挙げたのがランニング。「長時間走り続けても負担のかからない走り方を自分なりにもう少し見つけられたんじゃないかと思います」と、タイム短縮だけでは満足しなかった。
GOも前回の1時間21分から1時間11分へ。「トータルしてレベルが上がっています。持久力・瞬発力共に前回とは比べ物にならないぐらい上がっています」と確かな手応えを口にする。その反面、タイムを追うことに集中するあまり、ダブルスでKOHEIと交代するタイミングなど、意思疎通が十分にできなかったことを反省点に挙げた。
中でも大幅なタイム短縮を果たしたのがKENTAだ。前回の1時間31分から今回は1時間13分へ、18分もの短縮に成功した。前回大会から「リベンジ」の気持ちで臨んだというスキーエルゴでは、前回4分を少し超えていたタイムから4分切りを達成。本人の目視では3分30~40秒ほどだったといい、「今までの練習の中でも自己ベストタイムでワークアウトを終えられた」と振り返る。ランでも前回は基本的に1km4分を超えていたところ、今回はベスト3分45秒を記録した。ただ、初挑戦となったローイングでは思うように動けず、焦りから体力と時間を消耗。ランについても「全体で見た時に走れてない時間もあった」とし、さらなる持久力向上を課題に挙げている。
KOSUKEは前回のリレー1時間31分に対し、今回は初めてダブルスに挑戦し1時間27分。すべてのワークアウトを経験し、「苦手なもの得意なもの含めて、練習した時よりも好タイムでした」と成果を実感した。一方、こちらも課題となったのはランニングだった。「ペース配分を考え過ぎた」と分析し、「走り込みが足りなかったのでもっと走っておけばよかった」と振り返った。
AKIRAも今回の挑戦を通じて「下半身の持久力や筋力が足りないと痛感しました」とコメント。今後は筋力トレーニングだけでなくランニングにも取り組み、さらなる脚力アップを目指すという。
Lukeは今回1時間27分でフィニッシュ。「ランニング以外のすべての部分で改善できたと思います」と成長を感じた一方、レース途中には腹痛に襲われ、何度か歩かざるを得ない場面もあった。そのロスを取り戻すため、ワークアウトでは可能な限り力を出し切ったという。「チームとしての動き方や戦略について、まだいくつか改善できるところがあると思うので、次のレースではその成果が出て、さらに良くなっているところを見てもらえたらと思います」と、早くも次戦を見据えた。
興味深いのは、ベンチプレスで80kg以上を挙げる“筋力自慢”の6人が、今回の振り返りでそろってランニングや持久力を課題として挙げていることだ。
HYROXでは、単純に重いものを動かせればいいわけでも、速く走れればいいわけでもない。走って、鍛えた身体を使い、再び走る。その繰り返しの中で総合的なフィットネス能力が試される。
8月5日には、└BHNX┘の2ndデジタルシングル「RUN」もリリースされた。同曲は結果だけではなく挑み続ける過程そのものに価値があることをテーマとしており、「走り続ける限り、限界はない。」というメッセージが込められている。
歌うだけではなく、自分たち自身も走り続ける――。HYROXへの挑戦を通じて、└BHNX┘が掲げる「筋肉×パフォーマンス」はさらに説得力を増していきそうだ。
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取材・文:FITNESS LOVE編集部 写真提供:└BHNX┘










