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健康診断で4年連続E判定のデザイナー「初めはダンベル1kgも持てず......」【筋肉道Vol.101】

西郷愛美さん(マッスルゲート兵庫レギンスフィットネス158cm以下級)「以前は晩御飯にケーキとポテチを食べていました」と話すのはデザイナーの西郷愛美(さいごう・まなみ/30)さん。健康診断で脂質判定が4年連続でE判定(脂質異常症)だったことを受けて筋トレを始めた。初めは筋肉がなく1kgのダンベルも持てなかった西郷さんがボディコンテストへ挑戦し、筋量が必要とされる「レギンスフィットネス」に出場するまでの身体になるまでの道のりを聞いた。

【写真】西郷さんの筋肉ボデイ12枚

「2年前の2021年2月にジムに入会しました。中学生の頃からふくらはぎや二の腕が太いことがコンプレックスでずっと痩せたいと思っていた中で、健康診断で4年連続、脂質判定がE判定(脂質異常症)となり何とかしないと思っていたところ、ボディメイクの大会に出ている競技者の師匠と出会ったのがきっかけです。筋トレを始める前は晩ご飯にケーキとポテチを食べていました(笑)」

初めはダンベル1kgも持てず、500mlのペットボトルでトレーニングしていたという、今の身体からは想像しがたいエピソードも話してくれた。
「まず、肩と背中と脚の3分割で各2、3種目ずつのトレーニングを教わりました。現在は肩、背中、腿裏とお尻の3分割で、肩の日に胸も2種目入れています。食事はアプリでPFCを設定し、食べたもののカロリーを記録するということから始めました。基本的にローファットでタンパク質は多く摂るように意識しています」

現在の職業はスポーツウェアのデザイナーなだけに「身体をデザインすること」にどんどんハマっていった。

「トレーニングは週4〜6日、仕事の後に1時間から1時間半程度行っています。19時半までに仕事を終えられたらジムに向かうというルールを決めて無理なく継続しています。もともと『創る』ことが好きなので、理想に向けて自分の身体をデザインし創り上げていく“ボディメイク”にどんどんハマっていきました。それが思い通りにいかないというのも面白いです」

「目標があった方がダイエットが捗る」と勧められ、トレーニング開始から4カ月後(2021年6月)にはレギンス着用コンテストに挑戦した。コンテストに向けては、ストレスを溜めない工夫をし、減量を乗り切ったという。
「まだまだ試行錯誤中ですが、ストレスを溜めないことが重要だと感じています。1食だけ好きなものを食べて切り替えるというのは効果的でした」

今後は、西郷さん自らがデザインしたウェアで大会出場するという夢を叶えるため、過去の自分(身体)をアップデートさせていきたいと目標を語った。また、マッスルゲートへの再挑戦も視野に入れている。

「ダイエットやトレーニングを継続するには、無理なく習慣化できることが大切だと思います。いきなり大きな目標を達成しようとするのではなく、短期目標を決めてコツコツ頑張ることが理想の身体に繋がると感じています」

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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