10月9日（日）、メルパルク大阪で公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF）主催『第40回女子日本フィジーク選手権大会』、通称『ミス日本』が開催され、澤田めぐみ選手（61）が2度目の2連覇を達成した。
40周年を迎えた今大会、40周年セレモニーには、歴代ミス日本の辻本（松本）俊子さん、鈴木（水間）詠子さんが登壇。1983年からの歴史を当時の映像とともに振り返った。スライドの終盤には、女子フィジークの在り方を「女性らしさを含んだ筋肉美の追求、健康的に輝き続けることのできる、生涯通してできる競技」とまとめて伝えた。
澤田選手は2019年IFBB世界選手権で3位という女子フィジークでは史上初の表彰台を果たしており、今大会も優勝最有力という前評判通り、見事女王の座を守った。澤田選手の大きな武器はミッドセクションで、その腹筋は16年ほど前にトレーナーさんから「腹筋は1日100回やったほうがいい」と言われて、その言葉をずっと守ったことで強くなったという。昨年、大会後には「丸み」がほしいと言っていたが、今大会のステージで披露した澤田選手の身体は、カットだけでなく丸みも加わっていた。
10月18日～23日で行われるIFBB世界フィットネス選手権大会には出場しないため、今シーズンの戦いはこれで終わるが、還暦を過ぎた今でも進化し続ける澤田選手の来シーズンが楽しみだ。
新ファイナリストには阪森香理選手、片山めぐみ選手、藤原彩香選手が入った。
結果は以下の通り
優勝 澤田めぐみ(61)
2位 清水恵理子(58)
3位 阪森香理(52)
4位 荻島順子(54)
5位 大澤直子(53)
6位 原田理香(47)
7位 佐藤英己(53)
8位 橋木明子(57)
9位 矢野かずみ(51)
10位 藤原彩香(27)
11位 春日千春(59)
12位 片山めぐみ(39)
文：FITNESS LOVE編集部 撮影：中島康介
