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トレーニングに熱中して“ある決断”を!医療機器メーカー勤務レギンス女子の歩み【筋肉道 Vol.25】

川村美保子さんトレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回紹介するのはトレーニングに熱中して、とある決断をした川村美保子さん(45)。マッスルゲートのウーマンズレギンスで2年連続優勝のタイトルを獲得する医療機器メーカー勤務の川村さんのトレーニングヒストリーを辿る。

取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:北岡一浩

【写真】川村さんのメリハリのあるレギンスボディ

30代前半に一時期寝たきり状態になった川村さんは、健康で逞しい身体に憧れていた。そして入会したゴールドジムで本格的に鍛えたいという思いに火が点くこととなる。
「5年前くらいにZUMBA®︎やエアロビクスにハマっていてスタジオレッスンを受けるため、職場の近くにあったゴールドジムに入会したんですが、フリーウエイトエリアでトレーニングしている方たちが筋肉モリモリでかっこよくて……。自分もバーベルやダンベルを使ってトレーニングしてみたいと思うようになり、スタジオレッスンの合間に見よう見まねでトレーニングを始めました」

川村さんはトレーニングに熱中しすぎて、とある決断をする。
「徐々に力がついて逞しくなったような気分になるのが楽しくて、気が付けばスタジオレッスンよりトレーニングに夢中になってました。いつでもトレーニングができる環境にしたくて自宅もゴールドジムに徒歩圏内で通えるところに引っ越しました(笑)」

そしてトレーニング中に、川村さんが憧れているボディビルダーから「どうせやるならしっかり目標もって取り組んだ方がいいよ」とアドバイスをもらったことをきっかけに、コンテスト出場を決める。
「ウーマンズレギンスのカテゴリーがカッコよくて、私自身もレギンスが大好きでいつも着用していたので、出場するならレギンスがいいなって思ってました」

昨年秋にマッスルゲート静岡で見事優勝を果たすが、川村さんには喜びとは違う感情が芽生えていた。
「優勝という結果はいただいたものの、自分の身体の未熟さを痛感して……。正直、嬉しさよりも早く身体を改善したいという気持ちの方が強かったです」

ボディメイクにドハマり中の川村さんは日常生活でも嬉しい変化が!
「トレーニングをしているせいかあまりストレスがたまらなくなりました。嫌なこととか頭にくることがあったときは、それをトレーニングのパワーに変えるので重量更新できたり──。ジムを出るころには嫌なこともコロッと忘れてます」

勤め先の医療機器メーカーで、川村さんはプロテイン飲み、お弁当は鶏肉とブロッコリーばかり、大会前は日焼けで真っ黒。周囲の理解を得ながら競技に挑戦している。
「職場にはトレーニングをしていることも、大会に出場してることも話してあって、私のキャラクターとして肯定的に捉えていただいています(……と思ってます)」

仕事と競技を両立し、今年もマッスルゲート東京で優勝を手にした川村さんは、12月に開催されるゴールドジムJAPAN CUPにエントリー。さらに筋量をより求められるウーマンズレギンスフィットネスにも挑戦をする。
「ウーマンズレギンスフィットネスのカテゴリにも初チャレンジするので、並ばせていただいたときに自分の身体がどう見えるのか楽しみです」

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