8月12日（土）、東京都・江戸川区総合文化センターで開催された「Super Body Contest」の東京大会（TOKYO 07）でSBC部門とMERMAID部門の両カテゴリーで総合優勝。さらには、最も輝く選手に贈られるベストパフォーマンス賞も受賞し、主役級の活躍を見せたのが髙田礼子さん（57）だ。
「東京大会では2連覇を狙っていたので、達成できてとても嬉しいです。最近では『背中が良くなったね』と声をかけてもらえる機会が増えました。昨年に比べて体重も体脂肪率も、３サイズにも変化はありませんが、背中のトレーニングは毎日コツコツ行ってきましたので頑張った成果が出たのかなと思います」
年間を通じて数々のボディコンテストに挑戦しながら、その都度得られる課題と真摯に向き合い身体作りに取り組んでいる髙田さん。今シーズンから追加された、ロングドレス着用でボディラインを審査する新カテゴリー・MERMAID部門にも果敢に挑戦するなど、チャレンジ精神があるのも強みの選手だ。
「ポージング練習を行う際に、木下（智愛）さんからもステージ上での立ち振る舞いは良いと言われていたので筋量がまだまだ少ない分、筋肉を綺麗に魅せるポージング力を養ってきたことでカバーができたと思っています。MERMAID部門は新設を知ってからとても楽しみにしていたカテゴリーなので、楽しみながら出場することができました」
一緒に出場している選手たちや、応援に駆けつけてくれた仲間とともに喜びを噛みしめる中、「実はこの日一番嬉しかったことがあったんです！」と髙田さん。
「今まで何度もSuper Body Contestに挑戦してきましたが、ベストパフォーマンス賞を受賞したことは1度もなかったんです。ステージ上での動作に工夫を施しても中々獲得できず…。『私には無理なのか』と諦めかけたこともあるのですが、今大会で初めて獲得することでできてすごく嬉しかったです。さらにモチベーションが高まりました！」
いつも満面の笑みでインタビューに応じてくれる髙田さん。周囲を照らす明るい笑顔を武器に、「FINAL大会での日本一」を目指し、今後もトレーニング街道を走り続ける。
取材：FITNESSLOVE編集部 撮影：田中郁衣
