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めざせ二度見マッチョ!貧弱ボディからレッグプレス195kgムキムキボディへ【筋トレビフォーアフター】

「ランニングは小学1年生ごろから、自重トレーニングは小学5年生ごろから始めました。柔道をやっていた友人のバキバキの腹筋に憧れて体験教室に入り、そこで筋トレを学んでランニングのついでに公園で懸垂やディップスを見真似で始めたのが筋トレのきっかけです」

やなせやすひろさん(33)の肉体改造は、幼少期に幕を開けた。

【写真】下半身もエグい!進化がとまらない、やなせやすひろさんのビフォーアフター

「こうした運動は大人になっても太ったと感じたときだけ適当な頻度で続けていましたが、一度本気で筋肉をつけたらどれくらい変化出るのか試してみたくなったのが本格的にボディメイクを始めた経緯です。当時、食事はラーメンや菓子パンが大好きで、パン屋さんやラーメン屋さんでアルバイトをするくらいでしたし、タバコも1日1〜2箱吸っていてあまり健康とはいえない生活と体型でした」

トレーニングする前の体型は170cmで58kg。太ってはいないが、締まりのない身体だった。とりあえず始めたトレーニングは週4回ほど、はじめは何をして良いのか分からず筋トレ系YouTubeで覚えたサイドレイズだけを見よう見まねで1時間半していたという。

「そのうち分割法やマシンでのトレーニングも覚えたのですが食事の知識がなく、とにかく低カロリーなもの(サラダやローカーボなど)ばかり食べていました。途中でタンパク質が筋肉に大切と雑誌や書籍で知ってから、高タンパク食に、さらにで炭水化物も普通の量に切り替え、そこから身体がどんどん変化するようになりました」

食事は極端なカロリー制限や糖質制限をせずに、一般的な食事で脂質控えめくらいで、筋トレを続けると変化が出やすかったという。残業をするとトレーニング時間がなくなるので、仕事の効率も上がったという。学びを深めた努力が功を奏し、増量により体重は、フィットネスモデルの大会に出るころには70kg、フィジークの大会に出る頃には74kgと順調な増加を見せた。ボディメイクを続ける上で必要な考え方を、やなせさんはこう語る。

「『がんばる』ことは大切ですが、『がんばらないと!』って思うと、ジムに行くのが面倒になったり、筋トレも力んでしまいパワーが出にくかったりするので、『とりあえず行って、やる気出なかったらすぐ帰ろう』くらいがちょうど良いと思います。肩の力が抜けて、意外とトレーニングの調子が良いことも多く、ほとんどの確率で『行ってよかった』って思えます」

「食事や休養に気を使うようになるので健康になり、おそらく同年代よりめちゃくちゃ体力がある人間になれます。まだまだ筋肉がついていきそうなので、年々変化する自分の身体が楽しみです。目標はボディビルダーになって、街で二度見されるくらいのマッチョになりたいです」

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取材:にしかわ花 写真提供:やなせやすひろ

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