「絶対女王が、またも奇跡を起こした」
9月10日(日)、栃木県総合文化会館にて「オールジャパン フィットネスチャンピオンシップス」が開催された。昨日は同会場で「オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス」が開催され、大会3週間前に左足親指を粉砕骨折した安井友梨が奇跡の優勝を飾った。来る本日、真の階級別日本一を決める大会にて、またも絶対女王が奇跡を起こし、大会8連覇を成し遂げた。
大会3週間前に左足指基や節骨の骨折という大怪我を負った安井選手。全治一年の怪我で、医師からドクターストップを言い渡されながらも、大会出場を諦めなかった。
「誰でも、いつからでも、『自分と未来は、変えられる』」
自身のこの言葉を証明するように、昨日のマスターズでは階級優勝、そのままオーバーオール優勝に輝いた。
そして本日、年齢無関係、真の階級日本一を決める大会でも奇跡の優勝を果たした。
2日間にわたっての"奇跡"の安井友梨劇場。大会後に安井選手はこう語った。
「まず、今日を無事に終えることができてよかったです。1人では絶対にここまではこれませんでした。支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ここからグランドチャンピオンシップスや世界選手権などが控えているので、怪我はそれまでには完治しませんが、今よりいい状態で迎えられると思うので、ここまでの道のりを支えて下さった方々に恩返しの気持ちを持って頑張っていきます!」
取材:FITNESS LOVE編集部