普段はブライダルプランナーとして多忙な日々を送りながら、ボディコンテストのステージで輝きを放つ犬塚仁美(いぬづか・ひとみ/55)さん。2024年のベストボディ・ジャパン札幌大会で見事グランプリを手にし、他にも様々な大会で結果を残している。
犬塚さんのストイックな生活と、それを支える意外なほどシンプルな「お弁当」の秘密に迫った。
犬塚さんがボディメイクを始めたきっかけは、20kgの減量に成功したからだという。次なる目標を探していた犬塚さんが選んだのは、コンテストへの挑戦。 「出身地である札幌の大会でグランプリを獲得し、ずっと支えてくれたパーソナルトレーナーに金色のサッシュ(グランプリ獲得者のたすき)をプレゼントしたい。その一心で出場を決めました」
その決意通り、毎日のジム通いを欠かさず、夜には2〜3時間の筋トレ、さらに週3回は早朝30分の有酸素運動を行うという、驚くほどハードなルーティンを行っていた。
優勝を掴んだ『羽ばたく私』弁当
そんな犬塚さんの身体づくりに欠かせないお弁当のタイトルは、ズバリ『羽ばたく私』。「これからも飛躍し続けたい」という想いが込められている。仕事と家事を両立させるため、お弁当作りには徹底した「効率化」を取り入れていた。
「メインの材料は、さつまいも、鮭、きのこ、鶏むね肉。これらをスチーマーに入れて電子レンジでチンするだけ! 3COINSの樹脂製スチーマーは魚やエビに、シリコン製は野菜に、と使い分けています。継続したいからこそ、手間は一切かけません」
味付けも基本は無し。 「慣れてくると素材そのものの味が十分美味しいんです。たまにハーブやレモンペッパー、お酢、かぼちゃにはシナモンをかけるなどして変化を楽しんでいます。スナップエンドウやキャベツは、焼くと甘みが引き立って最高ですよ」
朝5時に起床し、お子さんのお弁当と一緒に自分のおかずも作り上げる。低温調理器を活用した作り置きなど、限られた時間を賢く使うのが犬塚さん流なのだ。
「忙しくて計算通りにいかない日も多いですが、これからも諦めずにコツコツ積み上げていきたいです。3年近く減量を続けてきたので、今年は少しペースを落としてコンディションを整える一年にします。来年の大会に向けて、今は50%くらいのテンポで食事とトレーニングを楽しんでいます」
大会で実績を残しても、羽ばたき続けるという犬塚さん。そのひたむきな姿勢は、世代を問わず多くの女性に勇気を与えてくれるのではないだろうか。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
取材:佐藤佑樹 写真提供:犬塚仁美












