腹筋を割るだけじゃない!?コアワークアウト6選
体幹部を強化するためのアプローチは、その人の目的によって異なるわけだが、どんな目的であっても、体幹部の筋力向上はプラスになる。
text by IRONMAN
体幹部を鍛える種目をできるだけ多く学び、あらゆる角度からの刺激が得られるように種目を選択してワークアウトを構成するというのが基本的な考え方だ。
だから、シックスパックを強調したい、腹筋の機能アップを目指したい、競技能力を伸ばすために体幹部を強化したいなど、どんな目的であってもやることにそれほど大きな差はないのである。
では、具体的にはどうすればいいのか。例えばシットアップやクランチをとにかく徹底的にやるということなのか? 私たちの多くが盲目的にその効果を信じて疑わなかったシットアップやクランチを最小限にとどめ、安定した姿勢づくりに役立つ体幹部の筋力を総合的に高めるような種目をメインに行っていくこともいいのではないだろうか。
今回紹介する種目の中には、今まで知らなかった一般的ではない種目もあるはずだが、これを機に未経験の種目をマスターし、バリエーションに富んだコアワークアウトづくりに役立ててほしい。
知っている種目が多ければ多いほどワークアウトのバリエーションは豊かになる。バリエーションが多ければ、それだけ体幹部にはさまざまな角度からのアプローチが可能になるということだ。速いスピードでの動作、バランスを維持するための筋力など、さまざまな種目と強度で体幹部を総合的に向上させていこう。
次ページでは種目とそのやり方を紹介しよう

本格的にトレーニングをやっている人ならもちろん、ごく普通のサラリーマンだって引き締まって絞れた腹筋を作りたいと願っている。シックスパックに割れた腹筋。鋼の板のような腹筋。弾丸をもはじき返しそうな頑強な腹筋。理想の腹筋に対する憧れは果てしないものだ。
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