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狂気の61歳が今の巨大な筋肉ボディを作り上げた方法「お腹が空いたら食べるだけ」

ボディビルダーはもちろん、ウエイトトレーニング愛好家や、一般男性でも「デカくなりたい!」と一度は思ったことがあるに違いない。体重が競技のパフォーマンスに直結するコンタクトスポーツのアスリートも同様ではないだろうか。そこで日本ボディビル選手権4回優勝の実績を持つ、還暦を超えてもなお最前線で現役の狂気の男こと合戸孝二選手に、自身が行ったバルクアップの食事法を聞いてみた。体重が増えにくいトレーニーや、これから身体を大きくしたいアスリートはぜひ参考にしていただきたい。

【写真】これが61歳⁉衝撃的すぎる筋肉量と厚み、デカさでトップに立つ合戸選手の肉体美

■合戸孝二選手のバルクアップ法
・一番増えたときの体重の変化
64㎏→84㎏(33歳~36歳)

・一番体重を増やした期間の1日の食事とサプリメントの摂取法
特にこだわりはありませんでした。体重が増えたのは食事で増えたのではなく、ダブルスプリットのトレーニングと、食事がかみ合ったのだと思います。食事の回数は、全く決めていなかったですね。お腹が空いたら食べるだけ。何をどのくらい食べるとか、全然気にしてなかったですよ(笑)。20代のころはデカくなりたくて、雑誌などを読んで研究した時期がありました。3時間おきに何か食べるとか、お腹も空いていないのにプロテインを飲むとか。食事内容は油物が多く、ご飯の量はどんぶり2杯くらい。お腹がいっぱいになったところから無理して食べて腹に詰め込むような感じでした。結局無理して食べていたら急性胃炎になってしまったんです。もともと胃腸が強くないのに生卵を飲んだりしていたので、胃腸がおかしくなってしまったんでしょうね。結局体重もあまり増えなくて、食事を気にするのは20代でやめました。私は体質的にトレーニングをしないと体重が落ちていくタイプなので、しっかりトレーニングをした上で、一般的な食事で栄養を取って、足りない部分はサプリメントで補う。いろいろ試した結果で得た教訓です。

・初心者へのアドバイス
まずはトレーニングありき。1㎏でも2㎏でも重さに挑戦していかなければ体重は増えません。だから重さに妥協しないこと。高重量を追い求めて、体重を気にせず普段どおりの食事をして、サプリメントもしっかりとる。何も難しいことではないと思います。

取材:藤本かずまさ 構成:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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