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ボディビル世界王者・鈴木雅「デカくなりたくば肉よりご飯。ポテチはふりかけ」米は1日9合食べた!?

ボディビルダーはもちろん、ウエイトトレーニング愛好家や、一般男性でも「デカくなりたい!」と一度は思ったことがあるに違いない。体重が競技のパフォーマンスに直結するコンタクトスポーツのアスリートも同様ではないだろうか。そこで日本ボディビル選手権9連覇、2016年には世界王者となった鈴木雅選手に自身が行ったバルクアップの食事法を聞いてみた。もともとガリガリ体型だったという鈴木選手はどのようにして身体を大きくしたのだろうか? 体重が増えにくいトレーニーや、これから身体を大きくしたいアスリートはぜひ参考にしていただきたい。

【写真】ボディビル世界王者に輝いた鈴木雅選手の重厚な肉体美

■鈴木雅選手のバルクアップ法
・一番体重が増えた期間
21歳から23歳までの約2年

・一番増えたときの体重の変化
51㎏→80㎏

・一番体重を増やした期間の1日の食事とサプリメント
お米9合/タンパク質(固形)3食/プロテイン/間食にコンビニのおにぎり、菓子パン、マクドナルドのハンバーガー数個

・鈴木選手流のお米の食べ方
身体を大きくするにはやっぱりお米だろうと(笑)。肉類を食べるとしたら、一人暮らしだったので、安い鶏の胸肉やサバやツナの缶詰。普通にスーパーで買えるものをよく食べていました。学生時代はアルバイトはしていましたが、お金がなかったので基本的には安い物しか買えなかったです。とにかくお米を食べていました。「なめたけ」をかけて食べるのも好きで、1日1瓶使いきることもありました。その味に飽きて最終的にはポテトチップを砕いてふりかけにしてご飯を食べていました。ポテトチップは味の種類が豊富ですから(笑)。

・初心者へのアドバイス
やはり筋力が伸びていなければ体重を増やす意味がありません。体重を増やすにしても一気に食べて増やすのではなく、コンスタントに食べていった方がいいですね。きちんと記録を付けて、体重がどれだけ増えて記録がどれだけ上がったかを見極めながら食事をしていくべきだと思います。体重が増えることは、筋肉を守るという意味もあります。

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取材:藤本かずまさ 構成:FITNESSLOVE編集部 

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