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消防士がバキバキに絞り上げた筋肉美でサマスタ名古屋大会の総合チャンピオンに!

夏が一番似合う筋肉美を決めるボディコンテスト『SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)』の名古屋予選が5月29日(日)、愛知県・ウィルあいちで開催された。全身の発達した筋肉と、バランスを競うSTYLISH GUY(スタイリッシュガイ)部門で総合優勝に輝いたのは、蓮尾有亮選手(36)。普段は消防士として働く傍ら、ボディメイクに取組み、12月に開催される決勝大会への切符を掴んだ。

【写真】蓮尾有亮選手のバランスのとれた筋肉美

――優勝おめでとうございます。周囲からの反応はいかがでしたか?
「5年前のサマー・スタイル・アワード名古屋予選に初出場し、そこからこれまでに目立った成績を残せてなかったため、今回の優勝で、自分のことのように喜んでくれる方が多く、『これまでの過程を知ってる分、すごく感動した』と言っていただきました。諦めずに挑戦を続けてきて本当に良かったと思います。何より、僕の姿を一番近くで見てきた妻と娘の嬉しそうな顔を見れたことが、これまでの悔しさや苦労が報われた瞬間でした」

――蓮尾選手がトレーニングを始めたきっかけを教えてください。
「18歳からずっと消防士(救助隊)で、オレンジ色の活動服を着て仕事をしています。職業柄、身体作りのためのトレーニングは継続して行っていました。ボディメイクとして身体を鍛え始めたのは、大会に出場してステージで輝く方々に対して、単純に『カッコいいなー、自分にもできないかなー』と憧れを抱いたのがきっかけです。大会への挑戦は、サマー・スタイル・アワードで優秀な成績を収めている知人と一緒にトレーニングをした際に、『出たい、出たいと言っててもいつまでも踏ん切り付かないから、今ここで大会に出る!って宣言しなよっ』と背中を押され、半ば強制的に決まりました(笑)」

――トレーニングでこだわっていることはありますか?
「短い時間でも、何とかトレーニングの時間を作り、やらない言い訳をしないようにしてます。そして、トレーニングの時間を嫌いにならないこと、苦にならないことが継続する秘訣だと思っています。あとは、減量末期以外は、なるべく家族との時間を優先したいなと考えてます」

――食事のこだわりは?
「ローファットで絞るため、揚げ物など脂質の摂取には気をつけています。あとは、炭水化物の摂取量を極端に減らさないよう意識しています。減量中は、どこへ行くにも鮭弁当を家から持参して食事制限をしました。そのおかげで、焼き鮭が大好きになり、今では最高のご褒美です(笑)」

――身体のコンディションを保つ秘訣は?
「目標設定を明確にすることと、オンとオフの使い分けを心がけて生活してます。常にオン状態だと、ストレスも溜まりイライラする悪循環になるため、時には心のご褒美を与えてあげることも必要だと思っています」

蓮尾有亮選手――今回、優勝するために一番強化したことは?
「ポージングに対する意識改革が大きい要素かと思います。これまでは身体作りに一生懸命で、ポージングに重きを置いてこなかったのですが、仕上がった身体をより魅力的に魅せるためにポージングの重要性を再認識して、大会認定講師の方に指導を仰いだり、日頃から練習に励み、大会に臨みました」

――これから筋トレを始めようと思っている方々へのアドバイスはありますか?
「筋トレの目的は人それぞれですが、大会出場を目指している方に対してアドバイスをするとしたら、各大会毎に優勝出来る人は1人しかおらず、私みたいになかなか結果が出せずに遠回りしてしまうこともあるかと思います。しかし、諦めずに挑戦を続ければ、その分の喜び、感動を味わうこともできます!“継続は力なり”とありきたりな言葉かもしれませんが、まさにその通りだなと実感したので、大会への日々を楽しんでいただけたらと思います」

――次の目標は?
「12月の決勝大会で日本一になれるよう、今回の大会で浮き彫りとなった課題を解決して、審査員の方々、そして客席の皆様を魅了できるように、名古屋予選よりも仕上がった身体を披露できるように頑張ります!」

取材:FITNESSLOVE編集部 写真提供:サマースタイルアワード実行委員会

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