7月27日に開催されたマッスルゲート東京スポルテックのメンズフィジークマスターズ172cm超級で優勝した嵯峨康彰選手。見事な肉体を作り上げた嵯峨選手は陸上自衛隊員。その身体づくりの秘訣は食事へのこだわりにあったという。
取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介
嵯峨康彰選手
──素晴らしい筋肉美です。いつ頃からトレーニングを始めたのですか。
「25歳くらいからですので、現在はトレーニング歴約15年です。陸上自衛隊という職業柄、体力が必要不可欠であるため始めました。仕事の時間が不規則なのでトレーニング時間の確保が難しいときがありますが無理矢理確保しています」
──陸上自衛隊なんですね。トレーニングはどのような分割でやっているのですか。
「4分割です。胸・背中・脚腹・肩腕で分けて、週6日行っています。体調の微妙な変化を感じ、臨機応変にトレーニング内容を変えることを意識しています」
──トレーニングをすることでの得られた変化はありますか?
「基礎体力の向上、仕事の質の向上、知り合いが増えることがよかった変化です」
──栄養面(食事・サプリメント)でこだわっていることは何ですか。
「食事メニューをほぼ一定、マルチビタミン・ミネラルの摂取に気をつけています。減量期もバルクアップ期もメニューは変えず量で調整しています」
──次の目標を教えてください。
「年明けのマッスルゲートを目標にします。今大会では、サイドポーズの際の重心の位置に左右差が反省点だったので、改善したいです」
──最後にこれから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「少しでも興味があれば大会に参加してみることをお勧めします。素晴らしい経験ができると思います」