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しなやかボディのビキニ姿でヨガインストラクターがSBC開幕戦で二冠

思春期以降、長年にわたり下半身の太さがコンプレックスだったというヨガインストラクターの柳本栄奈(やなぎもと・えな/48)さん。コンプレックスを払拭するためには、「正しく筋肉を使わないといけない」と気付くことで柳本さんの身体はみるみる変化を遂げ、その美しくしなやかボディはSuper Body Contestの開幕戦でも輝きを放った。

【写真】美しくしなやかなビキニ姿のポージング

ヨガインストラクターとして働く傍ら、年中無休でホットヨガのクラスを1日2時間必ず受講している柳本さん。熱心にレッスンを受講する姿に周囲からは“スタジオの主”という愛称で呼ばれている。

「ホットヨガの店舗がオープンしてもうすぐ5年になりますが、これまでに2800時間近くは受講していますね。ホットヨガもトレーニングの一環として行いつつ、レッスンを受講した後はそのままトレーニングウェアに着替えてジムに向かうのも日々のルーティンになっています。一度、家に帰ったりすると外に出るのが億劫になってしまうと思うので、とりあえずウェアを着てスタジオやジムに向かってしまうのが仕事とトレーニングを両立をするコツだと思っています」

普段はマシントレーニングに加え自重でのトレーニング、さらにはヨガやピラティスの動きを取り入れたコアトレーニングなどを行いつつ、身体の表面と内側をバランス良く鍛えることがこだわりだという。その鍛えた身体を披露する場として昨年から挑戦をしているのが、『Super Body Contest(スーパーボディコンテスト)』だ。

「昨年は4回ほどコンテストに挑戦をしてきましたが、自分の課題が出場する度に明確になり、その度に落ち込むこともありました。今年は2年目となるので、もっと自分を認めてあげられるような結果を得ていきたいと思っています。そのためにも開幕戦からステージに立ち経験を多く積んでいこうと考え、CHIBA00大会(4月2日開催)にエントリーを決めました」

CHIBA00大会ではモノキニタイプのレオタード着用のMONOKINI部門と、ビキニタイプの水着を着用するSBC部門のMONARCHクラス(40歳~)にエントリーし、両クラスで優勝という輝かしいスタートを切った柳本さん。今回優勝を掴むためにとくに強化してきたのは、長年悩んできたコンプレックスの改善だった。

「実は何十年も下半身の太さがコンプレックスなんです。昨年出場したコンテストのフィードバックでも、ずっと指摘を受けてきました。たくさん使うことからの筋肉太りだと長いこと考えていましたが、実はそうではなく筋肉の使い方が下手なため、逆に脚を太くしてしまっていることにようやく気が付いたんです。そこからは正しく脚の筋肉を使うように改めてフォームを意識することで、段々と脚の引き締まり方に変化が出てきました。今後はお尻とハムストリングをさらに強化していきたいですね」

新年度が始まり街中にフレッシュな姿が溢れるこの季節。今後も「どんな相手にも勝負できる身体や魅力作り、そして自分に勝てるメンタルの強さを培っていきたい」と意気込む柳本さんに、これから新しくトレーニングを始めようと考えている人に向けてアドバイスをもらった。

「始めてすぐはとても辛くて、止めたくなるのが普通だと思います。しかし、3回、5回、10回と続けていると知らないうちにどんどん出来るようになってきます。そうするうちに辛い、苦しい、止めたいという感情は楽しさに変わっているはずです。なので辛いからといってすぐに止めることはしないで、『何回かやってみよう』『何カ月か続けてみよう』と期間を設けて実践してみて欲しいです。最初は緩くてもいいんです。まずは“止めないこと”これにつきます!」

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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