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【筋トレ ビフォーアフター】71kgの元ネイリストの変貌。持病を抱えながらトレーニングに奮闘中

Before After71kgからダイエットを始めた元ネイリストの瀬尾レイナ(39)さんは、23kgのダイエットに成功した後、大会出場を目標とした「ボディメイク」を行いと、メリハリのある美ボディを手に入れることができた。

【アフター写真あり】元ネイリストが大変身!載せきれなかったバックポーズ写真

瀬尾さんは「側弯症」という持病と、先天性の心疾患を抱えている。持病からコンプレックスだらけの身体だった。

「ネイリスト、ネイル講師だったとき71kgあり(身長162.7cm)、人前に立つのでこれではダメだと思い2019年にジムへ入会しました。太っていたときは、栄養バランスは考えず1日2食、お菓子をふくめて好きなものだけを食べていたり、仕事で忙しいときは1日1食だったりしていて、今思うと全く食事になっていませんでした」

もともと運動歴はないという瀬尾さんは、ジムに入会した当時、体重は71kg、体脂肪率は34%だった。ジム内でのダイエットコンテストを目指して減量を開始した1年後には体重48kg、体脂肪率18%まで落とすことに成功した。その後、大会(Summer Style Award)に出場しているトレーナーが担当になったことをきっかけに、「ダイエット」から「ボディメイク」へトレーニングをシフトした。

「ジムでは食生活を見直すことから始まり、トレーナーからは『食べて痩せること』を教えられました。タンパク質をしっかり摂ること、そしてバランス良く、食事は朝も抜かずにしっかり取ることを意識ようになると身体が変わり始めました」

瀬尾さんは背骨に側弯症という持病と、先天性の心疾患があるという。しかしそれでも、トレーニングを通して変わっていく身体をみて、自信をつけていった。
「自分の身体にすごくコンプレックスを抱えていましたが、トレーニングを通して変わっていく身体を見て、前向きに捉えられるようになりました。今は、ダイエットから筋肉美のある身体を目指すトレーニングを行っています。側弯で肋骨が変形している加減で、息が人より上がりやすく、初めは高重量で回数を多くトレーニングすることが難しかったのですが、今は筋肉をつけないといけないので、できる範囲で最大限トレーニングしています(週5日、各2時間)」

太っていた時は数字にとらわれ、一喜一憂していたという瀬尾さん。丁寧なトレーニングを行い、コツコツと目の前のことをこなすことで結果的に「数字」に表れることを知ってから、身体のささいな変化にも気づき、認めてあげられるようになったと話す。
「食事も大切ですが、メンタルの波をフラットにして過ごすことが大切だと思います。ストレスを溜め込んでいると、なかなか数字も下がってこず、逆に数字が落ちるときはストレスフリーで過ごしているときでした。また、家では体重計に乗らないようにしています。測るのはジムでトレーナーの前だけ。自宅では一切測らないようにすることで、数字の変動で一喜一憂しなくなり、メンタルの起伏がなくなりました。自宅で測っていたときは、1日中に4回とか体重計に乗っていました。自分を追い込みすぎす、落ち込んでも前を向き続ければ気分が上がってくるので、なるようになる精神で過ごすことをしています。コンプレックスだらけで自分の身体が大嫌いだったのですが、トレーニングを始めてから、背骨が歪んでいる自分も、ビキニ選手として成長途中の今の身体も認めてあげられるようになり、昔より自分の身体を好きになってきています」

「この身体で生きて良かった、とおばあちゃんになった時に思えるような身体になりたい」と、明るく話す瀬尾さん。そして、瀬尾さんが抱える病と闘いながらこれからもトレーニングを楽しんでいくと語ってくれた。

「側弯症は体幹が歪むので外見上のコンプレックスから自分を隠しがちになる人が多く、コンテストに出てみたいと思っている側弯症の方々が、いつか堂々と自信を持ってステージ立てたら良いなと思います。私は選手としてはまだまだなのですが、同じ病気の人がフィットネスを楽しんだり、大会出場を目指したり、私が大会に出ることで何かきっかけになれたら嬉しいです。かっこいいと思っていただけるようなビキニ選手を目指して頑張ります」

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取材:FITNESSLOVE編集部

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佐藤奈々子選手
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