2月19日（日）、神奈川・カルッツかわさきで3年ぶりに『マッスルコンテストJAPAN』が開催され、注目の「IFBBプロビキニ」では国内外からトッププロが集結。中でもハワイ在住の日本人IFBBプロ、ユリカ・シゲモト選手は昨年の東京プロで優勝を飾っており、注目を浴びていた。
大会前の取材で「日本には合計9年間住んでいたので、日本は行き慣れた場所です。安心感もあるし、以前、日本で開催された大会に出場したときに、歓迎されている実感があってとても嬉しかったです。私が日本に住んでいた年数は少ないですが、100％日本人として、日本で開催される国際大会、マッスルコンテストジャパン・プロビキニに出場することは、私にとってとても感慨深いことなのです。日本代表のつもりで、精一杯戦います」と語ってくれたシゲモト選手だったが、前回女王のニッタヤ・コントゥン選手などの強豪に敗れ、6位となった。
大会後、シゲモト選手は自身のインスタグラムで「昨年は多くの大会でTOP5入賞を果たしていたので、残念に思う人もいるかもれませんが、私はできる限りをしたのでガッカリする理由はありません」と振り返る。
さらにシゲモト選手は審査員から「私のプレゼンテーションと殿部が好きだ」とフィードバックを受けたと綴り、「すべての大会は学習体験であり毎回より良くなるための原動力です」と大会のたびに進化を遂げているシゲモト選手の力の根源が垣間見えた。
今年の元旦には金粉を身に纏った写真を投稿し、話題を集めていたシゲモト選手。その写真にはシゲモト選手のモットーである「今を生きる」というメッセージが添えられている。
「人生を後悔したくない！今は一度しか訪れず、時間を戻すことはできません。このような写真（金粉を身に纏った写真）を撮影したいと思ったことは今までありませんでした。でもこの体型は今までの努力で作られたもの。ずっとこのままの身体でいられないことを知っているので、撮影しておかないと後悔すると思いました。あなたも一生懸命頑張ったときは文書化したり、写真を撮ることをおすすめします。やりたいことに挑戦し、人生を最大限生きてください。行動したことを後悔する可能性は低いけど、行動しなかったことは常に後悔します」
取材:FITNESS LOVE編集部
