7月23日(日)、栃木県総合文化センターで『JBBF栃木県ボディフィットネスオープン大会』が開催され、めぐみ選手がビギナーズフィットネス(オーバーオール)で2位に輝いた。2023年より新設された同カテゴリーは、姿勢の良さをはじめ、アウトラインやポーズの美しさが求められる。エントリー数は今大会の各女子カテゴリー最多の13人となり、熾烈な争いが繰り広げられた。そのなかで見事2位に輝いためぐみ選手の強さの秘訣に迫る。
ジムに通い始めたきっかけは運動不足解消のためだったというめぐみ選手。初めはスタジオレッスンのみの参加だったというが、周囲の勧めでトレーニングを始めたそう。
「元々、自分に自信が持てないのがコンプレックスだったんです。トレーニングを始めることで心身ともに強くなりたいという想いから挑戦してみようと決心しました。でも目標がないと長く続けられる自信もなかったので、コンテスト出場という目標も合わせて決めましたね。筋トレをはじめて2ヵ月後には大会に出場していました」
トレーニング歴が短いながらも、多くのコンテストで入賞できたことが何よりも自信につながったというめぐみ選手。短期間で成果を残した彼女の強みはウエストの細さとお尻、そしてポージングだという。
「ウエストはコルセットを付けてトレーニングをしたり、お尻はパーソナルトレーニングでアドバイスをいただきながら少しずつ育てました。ポージングに関しては、元々ダンスをやっていた影響もあり、コツを掴みやすかったです。今後は今の強みを生かしつつ、上半身を強化していきたいと考えています」
筋トレがきっかけで物事を前向きに考えられるようになり、自信が付いてきたと笑顔で語るめぐみ選手。最近ではZUMBAやパーソナルトレーナーの資格も取得し、新たな挑戦もできているという。
「こんなに自分が積極的に色んなことに挑戦できるようになるなんて思ってもいませんでした。最近では自分の知識や経験を伝えることで喜んでもらえることの嬉しさも知りました。トレーニングがきっかけで色々な道が開けているのが実感できて毎日が楽しいです」
今後はマッスルゲートのドリームモデルにも挑戦予定だというめぐみ選手の次なる目標とは?
「まずは初挑戦となるドリームモデルで入賞してジャパンカップの出場権の獲得を目指します。そして今年はマッスルゲートジャパンカップでウーマンズレギンス部門優勝、ドリームモデル入賞を目指します!」
これからもすさまじい成長を見せてくれることに違いない。
取材:池田光咲 撮影:藤田将成
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