７月30日（土）、宮城県仙台市・電力ホールにて、マッスルゲート東北が行われた。今年９月で還暦を迎える福士博子選手がウーマンズレギンス65歳以下級で優勝した。もともと座りっぱなしの仕事で健康維持のためにジムに通っていたという福士選手。昨年より本格的に大会出場のための筋トレを始め、見事、若々しい筋肉を作り上げることができた。
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：中島康介
マッスルゲート東北
ウーマンズレギンス 65歳以下級 優勝
福士博子選手
――まずはトレーニングを始めたきっかけから教えてください。
ジムに通い始めたころ
「昨年8月、友人のお嬢さんのJBBFの大会出場の応援に上京した際、エステを体験してみたくて、ビキニフィットネスの長瀬陽子さんが店長をされているエステに行き長瀬さんに施術していただき、JBBFという団体の素晴らしさ、ビキニフィットネス・ボディメイク大会のすごさをお聞きして、私にもできるかどうか不安でしたが、大会出場を目的にトレーニングをするようになりました。事務職でほとんど座りっぱなしのため、健康維持のためにフィットネスクラブに25年くらい通っていてスタジオ中心でしたが、その後、筋トレを始めました」
――トレーニングをしていて良かったと感じることはありますか？
「買い物やスーツケースなど重いものを持ったとき」
――トレーニングで辛かった経験などありますか。
「長年、仕事で座りっぱなしで、気づいたらお尻が垂れていて愕然としましたが、きれいなお尻になる日を夢見て、今現在も頑張っています」
――仕事とトレーニングの両立はどうでしたか？
「ジム中心で時間配分を考えて効率よく動き、休みの日に時間を取り対処しています」
――普段のトレーニングメニューはどのように行っていますか？
「分割法（背中、肩、お尻中心、脚・背中、胸・肩、休み）で、姿勢や腹圧、筋肉の起始停止を意識して行っています」
――今回の大会での反省点はありますか？
「後日、YouTubeを見て、笑顔が少ないのと、視線と挙動不審な場面があったので反省しています。次は笑顔とバック(背中・お尻）を整えたいです」
――次の大会の目標は？
「ピカピカのお尻を作ること。フィットモデル、マッスルゲート愛知ドリームモデル、ゴールドジムJAPAN CUPに出場することです」
――これから大会を目指す方へのアドバイスをお願いします。
「トレーニングのモチベーションを上げるために大会に出場することをお勧めします。マッスルゲートはYouTubeで見られるし、プロの方が写真も撮ってくれていて、後日、購入もできるので記念にもなります。スタッフの方々の対応が素晴らしいし、ボディビル界のレジェンド・鈴木 雅さん、田代 誠さんに会えたのもすごく嬉しかったです」
