トレーニングの取り組み方は十人十色、始めたきっかけや目的ももちろん違う。ここでは、トレーニングに励む愛好家達の軌跡を辿ってみよう。今回ご紹介するのは、京料理屋の若女将として働く平田りえさん（32）。10月に京都府・文化パルク城陽で開催された『Super Body Contest（以下、SBC) KYOTO 09』では、引き締まったスリムボディを競うTREND部門で優勝し、トレーニング歴わずか7カ月ながら奮闘中だ。
身体づくりの成果を発揮する場として、ボディコンテストへの挑戦を決めた平田さん。SBCは今回の出場が初めてにして、いきなり優勝という結果に周囲からの反響も多く、喜びもひとしおだったようだ。
「トレーニングは身体を動かした後のスッキリ感が好きで始めました。もともと細いとは言われていたのですが、体型をずっと維持したかったのも始めるきっかけです。本格的に身体づくりとして始めたのは、今のトレーナーさんにお会いしてからですが、今回の優勝を受けてたくさんのお祝いのメッセージと祝福を頂戴しました。あらゆる方からトレーニング方法や健康のために何かアドバイスはない？とお聞きいただき、びっくりな気持ちとほんとに嬉しい気持ちでいっぱいです」
平田さんの現在の職業は、京料理屋の若女将。飲食店という職業柄、トレーニング時間を作るにも工夫が必要だという。
「飲食店ですので、拘束時間が長いのですが時間を見つけてはトレーニングをしてました。仕事終わりがかなり遅くなる時は朝仕事前に早起きしてジムに通っています。しんどいことなのでトレーニング時間が短くなりがちですが、できるだけゆっくり筋肉を意識して行うことにこだわっています。また、たくさん食べてたくさん動く、できるだけ大会前とあまり変わらない生活をするのも心がけてます。これはもとからなんですが食べたい物を手にとり、本当に食べたいかをよく自問自答してますね（笑）」
今回の優勝で12月10日に開催されるSBCのFINAL大会の出場権を掴んだ平田さん。最後にFINAL大会への意気込みとともにメッセージを聞いた。
「まだまだ弱みなんですが、肩と腹筋を強化し今大会に挑みました。FINAL大会では上位に入りたいです！また、これからトレーニングを始めようと思っている方には、とにかくトライしてみてほしいです。合う合わない、しんどいなど何も考えずに１回トライしてみて、自分の身体が変わっていくのを楽しんでもらいたいと思います」
取材・文：FITNESSLOVE編集部 写真提供：Super Body Contest事務局
