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2度の盲腸に苦しみながらも、筋トレYouTuberサイヤマンがバッキバキな身体でボディビル入賞を果たす!

田中光照さん(撮影:中島康介)筋トレYouTuber・サイヤマングレートとして活動する田中光照(たなか・みつてる/39)さんが6月24日に開催されたJBBF東京クラス別ボディビル選手権で65kg以下級4位入賞を果たした。2度の盲腸に苦しみ、長期間トレーニングが満足にできない状況ながらバリバリに絞れた身体を披露し、会場を沸かせた。過酷な状況でも田中さんが出場を諦めなかったワケとは?

【写真】2度の盲腸から復活した田中さんのバキバキな腹筋

「昨年、2回盲腸にかかり手術をしました。ちょうど2カ月前まで入院していたんですよ。約50日ほどトレーニングができない状況で、かなり精神的に辛かったです」

通常なら大会出場を諦めてもおかしくない状況だが、田中さんはなぜそれでも出場を決めたのだろうか。

「昨年この東京クラス別で2位になっているので、絶対に今年こそは優勝したかったんです。さすがに盲腸に2回なってしまって絶望的でしたが、退院後もなんとかトレーニングを行いました。腹圧をかけてトレーニングしてはいけないので、軽い負荷で少しパンプさせる程度のトレーニングを続けていました。『これを続ければ、もしかしたら出場できるかもしれない』という少しの希望があったので続けられました。徐々に身体も絞れてきて、『これだったらなんとか間に合うかも』と思い、実際にコンディションは間に合ったので出場を決めました」

絶望的な状況ながら、一筋の希望を信じてトレーニングを続け、コンディションを間に合わせることに成功した田中さん。私生活では、結婚を機に様々なストレスが軽減されたという。

「奥さんが減量食を作ってくれるので、すごく助かっています。今まではパサパサの鶏胸肉を食べたりとストレスも多かったのですが、奥さんが上手く料理してくれて美味しい減量食を食べることができているので、ほとんどストレスなく減量期を過ごせました。他にも様々なサポートをしてくれるので、楽しく、ストレスなく過ごすことができていますね」

そんな田中さんの次の挑戦とは?

「次は8月6日の日本クラシックボディビル選手権大会(身長別の日本一を決める大会)に出場します。盲腸にかかったことでフルパワーでの満足いくトレーニングができていなかったので、残り2カ月近くフルパワーでトレーニングして、バッチリ調整して出場しようと思います」

次ページ:2度の盲腸から復活した田中さんのバキバキな腹筋

取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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