7月16日(日）に行われたJBBF東京選手権・ボディフィットネス158㎝以下級で鍛えあげた丸みある筋肉を魅せた山崎美香（やまざき・みか/52）さん。スノーボードでの半月板損傷がきっかけで2021年6月にトレーニングを始め、みるみるうちに身体が変化し、トレーニングにハマっていったという。
「トレーニングを始めて半年間は、軽い負荷で加圧トレーニングと理学療法がメインでした。この半年で下半身（大腿四頭筋やハムストリング、大臀筋、中臀筋）が育ち、膝の痛みがなくなるまでに変わっていきました。その後、下半身に比べ上半身が貧弱なのに気付き、特に苦手な背中メインでトレーニングを開始。ボディラインが変わっていくのにハマり、週4回のペースにしました。ケガをしないよう、フォームに気を付けています。トレーニングをして、疲れにくくなったり、ボディラインが変わったり、持病が良くなったなど良いことしかないです」
昨年はビキニフィットネスに出場していたが、今年からカテゴリーを変え、より筋量と絞りが求められるボディフィットネスに挑戦した山崎さん。
「カテゴリー変更後はトレーニングやポージング、減量の全てにおいて考え方が変わりました。ポージングではシンメトリーが求めらるので、身体の歪みを意識しました。あと、ケアの重要性や筋肉量をなるべく減らさず減量することなどを大切にしています」
そんな山崎さんのトレーニングメニューとは。
「トレーニングは下半身、背中・胸、 肩 の3分割で週4〜5日しています。 1部位の種目は少なめでトレーニング時間は1時間半までが目安です。 メインに腹筋などをプラスしています。ネイルサロンを経営しているので、トレーニング時間は制限して、仕事や家事、育児とのバランスを取っています。トレーニング中は効かせたい部分に効かせられているか意識しています」
山崎さんの減量時の食事はPFCバランスを守り、焦らず4カ月かけ、食事を5回に分けて摂っていたことが効果があったという。
「これからも元気に楽しくトレーニングをしていきたいです。その先にポージング、大会があると思っています」
山崎さんの次の目標はオールジャパン。そこでの活躍と身体の進化に注目だ。
取材：FITNESS LOVE編集部 撮影：中島康介
