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マッチョ救急隊員がマスキュラーフィジーク3位入賞!筋トレを始めたきっかけはアメトーーク!?

齊藤嵩大選手(撮影:中島康介)8月4日(金)に開催されたSPORTEC CUPのマスキュラーフィジークで3位入賞の結果を残した齊藤嵩大(さいとう・たかひろ/28)選手。大きな広背筋を持ち、実質大会初出場ながらハイレベルな戦いで3位入賞を果たした齊藤選手は、地元の町を守る救急隊員として働いている。そんな齊藤選手がトレーニングを始めたきっかけ、救急隊員を志した理由などについてインタビューした。

【写真】救急隊員・齊藤選手のワイドな広背筋

――これまでに大会出場経験はありますか?

「2年前に他団体であるAPFのファーストタイマーに出場しました。ただ、キレ食いを繰り返してしまい3カ月体重が変わらないまま出場したため、結果は表彰外でした。なので、実質今回が自分にとっては初挑戦の大会でした」

――齊藤選手が筋トレを始めたきっかけとは?

「元々運動は好きでしたが、アメトークのゴールドジム芸人を見て自分が情けなく感じ、トレーニングしようと思って地元のゴールドジムに通い始めたことがきっかけです」

――その中で、なぜ大会に?

「ここ数年出ようとは思っていましたが、今年の5月に所属してるゴールドジムで嶋田慶太さんのセミナーを受け、今年初挑戦で出てみようとスイッチが入りました。カテゴリーに関しては、ジムのトレーナーさんに勧められてマスキュラーフィジークに挑戦することを決めました」

――齊藤選手のご職業は?

「消防士です。その中でも救急隊という隊に所属しています」

――救急隊をご自身の職業に選ばれた理由とは?

「父が警察官なので、学生時代から警察か消防かなという思いがあり、公務員の道を目指しました。両方とも受かったのですが、自分の生まれ育った町で働ける消防士を選びました。24時間の当直勤務で仕事をしており、消防士になってからは消防隊やレスキューの救助隊も経験しましたが、災害出動も少なく、署で事務作業や訓練をしてる時間が多いことが自分には合わず、忙しくて大変ですが、常日頃出動が多い救急隊を志望しました」

――筋トレも仕事の一環になりそうです。

「救急隊のもう一つの理由として、消防隊や救助隊だと先輩が『みんなで運動するぞ』って言ってトレーニングするんですが、自分はトレーニングサイクルを決めてジムでトレーニングしたいので、それが嫌で救急隊を志望しました(笑)。救急隊だと出動してばっかりなので、トレーニングするぞって言われることがありませんから」

――最後に、今後の競技での目標をお聞かせ下さい。

「今回初めて大会に挑戦して、過程は大変でしたが競技の楽しさを知れたので、来年もマスキュラーフィジークに挑戦してSPORTEC CUP、オールジャパンに出て今年以上の成績を残したいです。大会日程の都合が合えば、フィジークやクラシックフィジークへの出場も視野に入れています!」

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取材:FITNESSLOVE編集部 撮影:中島康介

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