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美しいS字ラインで2大会連続総合優勝!「筋トレすると筋肉質になるから」と敬遠していたが誤解だった

田中さくらさん9月29日(土)、沖縄てだこホールにて開催された『Super Body Contest(SBC)』の沖縄大会(OKINAWA09)のTREND部門で、田中さくら(たなか・さくら)さんが福岡大会に続き、2大会連続のChampion of The Show(総合優勝)に輝いた。トレーニングを始めてから物事を「できるようにするためにはどうすればいいのか?」という視点で考えられるようになったという田中さんにコンテスト、トレーニングの魅力を聞いた。

【写真】田中さくらさんのS字ラインで魅せるビキニ姿

3年前にジムに入会し、身体を鍛えるようになった田中さん。

「もともと運動は好きでよくランニングはしていましたが、3年前に転職やコロナが重なり、運動量が減ったことに焦りを覚えてジムでトレーニングを始めました。今では週4、5日で1回1時間程度鍛えています」

「トレーニングをするとガッチリ筋肉質になってしまうからやりたくない」という偏見を抱いて敬遠してきた田中さんだったが、実際にトレーニングを始めると、「簡単にムキムキになるものではない」と誤解に気が付き、同時に身体の変化を喜ぶようになったという。

「どんどん身体が良くなりました。それに少し食べ過ぎてしまうことがあっても太りにくい身体になったと思います」

「筋トレをするにあたって何か目標ほしい」と考えるようになった田中さんはボディコンテスト出場を決意する。

「フルマラソン完走や公務員試験合格など、人生の局面で大きな目標を掲げて自分を奮い立たせることで努力の原動力にしてきました。何か目標とするものがあれば余計なことに気持ちが揺さぶられることも少なくなり、それに向かって頑張る自分をさらに好きになりました」

見事なS字ラインを作り上げ連勝を果たした田中さんだが、減量の中で心を満たすことの重要性に気が付いたという。

「減量を進めていく中で、『食事は身体も心も満たす大切なものだ』と気づきました。知識が浅いころは、設定したPFCバランスに当てはまる食事を準備することだけにいっぱいになっており、家族とは別メニューで自分だけの世界で食事をすることもありました。身体の変化は嬉しいけど、心は満たされてるのかな?と考えると、家族と楽しく食べる、時々はご褒美で贅沢に食べる(笑)ということもあっていいんだと思うようになりました」

コンテストに出場するようになり、日常生活にも嬉しい変化があったという田中さん。

「マインドが大きく変わりました。『コンテストを目指すにはもっとトレーニング量を増やしたい!でも仕事も忙しいからできない』と言い訳ばかり考えてしまう時期もありましたが、『できるようにするためにはどうすればいいか?』をトレーニングに限らず考える癖がつくようになりました。またSBCは身体の美しさ+パフォーマンス性も審査の対象になるので、『ポージングなどでいかに自分を良く魅せられるか』と自己表現をすることに楽しさを感じるようになったのも、内気な性格の私からすると大きな変化だと思います(笑)」

キラキラとした笑顔をステージでもみせた田中さんは12月10日の日本大会SBC Finalに向けて、今日もトレーニングに向かう。

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:Super Body Contest事務局

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