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『アラカン』からトレーニングスタート!ほぼ自重筋トレでコツコツとつくりあげた「無理しない自分らしいボディの作りかた」

木村圭子さん2023年10月8日(日)に開催されたベストボディ・ジャパンが主催するモデル・ジャパン四国大会にて、ミス・モデルジャパン部門プラチナクラス(60歳~)で見事グランプリを獲得した木村圭子(きむら・けいこ/60)さん。現在、オンライン・オフラインでパーソナルトレーナーをされている木村さんに、シニア世代における美しいボディの作り方を伺った。

【写真】”アラカン”から作りあげた木村圭子さんの美しいライン

30代後半からパーソナルトレーナーとして働いている木村さんが、本格的に自分の身体と向き合うことにしたのは、なんとアラカンになってから。

「自重の筋トレメインで、2年かけてじっくりとボディメイクしました。朝8時に約15分、全身のストレッチと、3種目20回の筋トレを1セット行います。次は夜の20時に約25分、全身のストレッチと3種目20回の筋トレを3セット、インターバル短く行うのが毎日のルーティンです。筋トレの内容は、上半身・下半身・体幹を日替わりで回し、3日動いたら1日お休み、といった感じで休みも挟みますね。週に1回、30分ほど、マシンやラックを使った筋トレも行います」

マシンやラックを使った筋トレも、自重筋トレも、どちらも大事だという木村さん。自重筋トレは自分の動きを再現する能力が高まるので、トレーニングとして効率が良いそう。

「今は、上半身は二の腕キックバック、サイドレイズ、ノーマル腕立て伏せ、下半身はスクワット、バックランジ、フロント&バックキック、体幹はニータッチクランチ、パカパカヒップリフト、フライングドックなどを行っています。ちなみにマシンやラックを使った筋トレは、スクワット・デッドリフト・ラットプルダウン等を行いますが、高重量で追い込んではいません」

オンライングループレッスンのお仕事が始まる朝7時半からしっかり動けるように、ボディメイクの基本である食事内容にもこだわり、食事はしっかりと食べているそう。

「タンパク質多めに、バランスよく食べています。鶏胸肉の粉チーズ焼き、蒸し野菜やさつまいも、旬のお刺身がお気に入りの減量食メニューです」

一般的に歳を重ねると「絞るのが難しい」と言われるなか、木村さんはボディコンテスト出場のために、食事管理と筋トレ以外にもこだわりが。

「歳を重ねると特に女性はエストロゲンの減少などでお腹周りに脂肪がつきやすいので、普段から体重管理と筋トレを意識しています。また良い姿勢の意識、バランスの良い食事を心がけ、良質な7時間睡眠を取り、こまめにストレスを解消することも大事にしていますね。友だちとのお喋りランチ、好きな映画を観ること、興味のある本を読むなど、自分の機嫌を自分でとりながら楽しい毎日を心がけています」

日本大会では「ベストを尽くして楽しみたい!」と意気込む木村さん。

「私が指導しているオンライングループやパーソナル、健康教室の生徒さんたちからの声援が嬉しいです。私の挑戦が、周りの人の運動のきっかけやモチベーションになれば嬉しいですね。諦めないでコツコツと身体を育てていけば、筋トレもコンテスト出場も、何歳からでもチャレンジできると思います!」

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取材・文・撮影:山口夏織

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