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「人前でビキニを着てお尻なんて見せられないから嫌」だった49歳がコンテストデビューし優勝!

山田宏子さん11月4日(土)、平塚芸術文化ホールにて「「サマー・スタイル・アワード横浜横浜予選」(以下、サマスタ)が開催され、ビキニモデル部門マスターズクラス優勝、トールクラス3位に輝いた山田宏子(やまだ・ひろこ/50)さん。49歳で子育てがひと段落して、ジムに通い始めてコンテストに魅了された山田さんのトレーニングライフを取材した。

【写真】山田宏子さんのバキバキの背中

「人前でビキニを着てお尻なんて見せられないから嫌だよ」

ジムに通い始めた当初、トレーナーからコンテストを勧められた際は大会出場を断ったという山田さんだったが、その誘いがきっかけで人生が変わったと振り返る。

「でも気になってコンテストのことをインスタで観ているうちに私も出場できるかもと思うようになりました。その中で特に大綱理恵さん(※)のYouTubeを観て、私もサマスタに出ようと大綱さんにトレーニングを教わるようになりました」
※2022年度「ROOKIE CHALLENGE CUP FINAL GRAND PRIX」ROOKIEビキニモデル部門初代チャンピオン

コンテスト出場に向けて8kgのダイエットに成功した山田さんだったが、初戦のSPRING CUP(東京予選)では予選突破できず悔しい結果に。しかし同時に初めての大会で大きな収穫を得たという。

「ステージに立ったことで、頑張っているのは自分だけじゃないなと思えて、より頑張れるようになりました。一緒に出る人たちへの仲間意識も芽生えました」

共に大会に向けて頑張る仲間たちとコミュニケーションを取りながら高いモチベーションでボディメイクを積んでいった山田さんは初戦から7カ月後ついに優勝を手にした。

「優勝できてすごく嬉しいです。背中がバキバキになっていくのが楽しかったり、背中が広がっていくのをみてトレーニングしたくなる。この歳になってからでも顕著な変化が得られるのでトレーニングが楽しいです」

山田さんは20歳、18歳、14歳の3人の子育てがひと段落したことで自分の時間が取れるようになり、とても楽しい日々を送っているという。

「今は自分の時間を取り過ぎているかもしれません。応援してくれる旦那がいて、私は自分の時間を楽しめて幸せです。私は子育てをしながら、仕事もしています。世の中にはそういうお母さんはたくさんいると思いますが、一歩踏み出してみると自分の時間を楽しむ余裕も生まれてくるものだと実感しました。私はコンテストがとても楽しいので、身体を変えたいと思っているお母さんがいたら挑戦してみてほしいです。実際友だちも2人くらいコンテストの世界に引きずり込んで、お互い切磋琢磨しています」

山田さんの次戦は12月9日(土)の日本大会。お母さんトレーニーのビキニモデルでの挑戦は続く。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢

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