読者 yogi から集めた〝疑問・不安〟をヨガ世界チャンピオンの三和由香利さんに聞きました。
今回は、「ポーズによってキツくなるときの呼吸」についてのお悩みです。
Q. アーサナをする上での呼吸のポイントは?
後屈のポーズはどうしても呼吸が苦しいのですが、どこまで深めたらいいでしょうか? また、アーサナをする上での呼吸のポイントを教えてください。
A. 難しく考えず、“自然な呼吸”を
後屈に入る前に酸素をしっかりと胸に取り込み、そこから背骨を一つ一つ動かしながら優しく呼吸を出し入れしていきます。アーサナごとに呼吸は変化しますが、自然な呼吸ができるように、呼吸を先行し、アーサナと連動し、自然でいられるように向き合ってみてください。
呼吸法はいろいろな種類がありますが、難しく考えずにアーサナの赴くままに呼吸してみてはいかがでしょうか。例えば、ラジオ体操をする際、両手を挙げたら自然と息を吸いたくなり、前屈したら指示されていなくても吐いていると思いませんか!? しっかり吐けば人間は吸うことしかできませんので、吐くことにも重きを置き、そこからまた新たな酸素を全身に巡らせていきましょう。
三和由香利 (みわ・ゆかり)
ヨガコーディネーター。25歳で渡米後、ホットヨガを体験したことからヨガの世界に。
2006年から指導を始め、07年より5年連続でヨガ世界大会「International YogaAsana Championship」に出場、11年に世界チャ ンピオンとなる。
ヨガの魅力を多面的に伝えるべく、イベントやテレビ、雑誌などに多数登場。
ピラティスインストラクターとしても活動するほか、コリオグラファー(振付師)としてCMや写真撮影にも関わる。
NHKにてホットヨガの番組を担当し、テキストを2冊発刊する他、
現在重版している「200のポーズがわかるYOGA図鑑」など著書を6冊出版。
文: 三和 由香利
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