去る8月2日（水）～4日（金）に東京ビッグサイトでアジア最大規模のスポーツ展示会『SPORTEC』（主催：TSO International）が開催された。本展示会は2009年に『スポーツサイエンステクノロジー』として産声を上げ、2011年に現在の『SPORTEC』に改称。以来、年々規模を拡大している。
過去最大規模で開催された『SPORTEC 2023』において『SPOEX』（主催：韓国スポーツ財団／KSPO、韓国貿易協会／KITA）との協定を結ぶという新たな動きがあり、その締結式で、TSO International代表取締役社長の佐々木剛代表はスポーツ産業のさらなる発展への手ごたえを表した。
「今年は、新型コロナウイルス感染症が収束に向かっており、同時に海外への渡航制限も解除されたこともあり、韓国を含む世界中から多くの出展者や来場者を温かくお迎えできることを嬉しく思っております。
本日私たちは、日韓のスポーツ産業における、これまでにない協力、成長を実現する舞台を創るための協定の締結を祝うために集まりました。
この協定は、『SPOEX』と『SPORTEC』という、スポーツ産業展示会の象徴とも言える両社の間の関係をより良く発展させるために、KSPO＆KITAとTSOインターナショナルの両者によって署名されたものです。
何よりもまず、KSPO＆KITAとTSOは、互いのスポーツ産業の成長と発展のための基盤を確立するために協力していく所存であります。
東京オリンピック・パラリンピック後、日本のスポーツ産業はフィットネス、トレーニング、健康・美容、介護、食品産業などを取り込んで大きく発展してきました。そしてこのスポーツ産業の成長は年々加速すると予想されております。
韓国もまた、国を挙げてスポーツ・レジャー産業の発展に力を入れていると聞いております。私たちは、韓国のスポーツ・レジャー産業の発展が日本のスポーツ産業の発展に大きな影響を与えるであろうと考えています。
このような背景のもと、我々は互いのスポーツ産業の発展を促進していくために、韓国と日本の間で協力協定を締結することができたことを大変嬉しく思っております。
このような貴重な機会を与えていただきましたこと、改めて心より御礼申し上げます」
今回の韓国との提携は『SPORTEC』が世界的にも大きなスポーツ産業の展示会へと成長する大きな一歩となったと言える。
取材・撮影：FITNESS LOVE編集部
